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2015年03月15日

クライン、怒りや投影について

メラニー・クラインについて書きたいと思います。彼女は人間の二大本能は「飢えと愛」と言いました。つまり、生きる事と快感。愛情と憎しみを正確に描写する事は人生を描写する事だと説きました。


怒りの本能は、それが防衛のためであっても動物の生まれもってのものだと考えられます。生まれもってのものだから、学ばなくても自然としようとしてしまう。

人間はこういった感情が、不幸を呼ぶことを知っています。それと同時に、こういった感情(攻撃的、残酷、自己中衝動)が満足感や快感とつながっていることも知っています。怒りを十分に持てない人は、障害に対して自分を主張できない人であり、大事な性質を欠いている。

しかし怒りの感情は好まれないので、無意識的に最小化して軽視されます。これは怒りの恐怖を、非常に原始的に処理する方法です。怒りや憎しみの感情を持っている人は、何かを失った感覚を持っていると言えます。そして、その喪失が別の怒りを作り出す。満たされなかった欲求が積もれば、喪失や痛みに似た感覚ができあがり、攻撃という形となって、怒りを作り上げる。

依存は、喪失の可能性を含むので、危険な感情だと言えます。しかしこれには唯一の例外がある。依存を感じないといけない状況、それは愛情関係です。愛情関係では、集団的安心感は増すものの、同時に個人的安心感は減る事になります。従って、依存関係は抵抗や攻撃性といった感情をもたらす事になります。

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これは赤ちゃんの時のお母さんの母乳との関係があります。空腹になると母乳を期待する。しかし、この期待が満たされなかったらどうなるか?

赤ちゃんは自分の自立に気づくのです。自分の欲求が満たされない事で、怒り、泣きわめく。まるで怒りが爆発するかのように攻撃的になります。




「死」や「何かがもう存在しない」と気づく時、圧倒的な喪失にさいなまれる時、人は愛情とは何かを知ると言われます。そして依存とは何かを知ります。愛情と欲求があったが為に、痛みと喪失を知るのです。喪失により、より確実に自分に生存と快感をもたらす方法を探ります。それは他人に攻撃する事も含まれます。大人によって表現された憎しみ、ねたみ、嫉妬、欲求などはすべて派生物です。

投影をする事で、嫌な物が自分ではなく、何か別のものに属していると思うことができる。投影は赤ちゃんが最初に痛みに対して覚える反応で、私たちにとっても最も自発的な反応だと言えます。投影の影響は、他国の政治に対して怒りを覚えたり、国内の政治で、対立する党に覚える怒りなどが例として挙げられます。



posted by ヤス at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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