【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2014年06月22日

恐怖心は対処出来ない事から生まれる

Feel the Fear and Do It Anywayレジスタードマーク: Dynamic techniques for turning Fear, Indecision and Anger into Power, Action and Love” by Susan Jeffers


アメリカでは200万部以上売れた本。

翻訳本は以下:


恐怖心というのは、誰もが経験するが、それに対してどのようにアプローチを取ったらいいのか。それを学ぶために読みました。スラスラっと読める、読みやすい本でした。中でも、以下の4点が印象に残りました。

●恐怖心とは、生まれて生活をする中で、教育されるものである。従って、再教育によって、取り払うことが可能。

全ての恐怖の根源はどういったことにあるのか。著者は、「対処できないこと(“I can’t handl it”)」が根源であると説いている。

人前で話すのが怖い人は、「人前で下手に話して恥をかくのが怖い」→「その状況になったら、対処できない」ことを根源では怖がっている。恋人との関係にコミットできない人は、「コミットして、別れられたらものすごく落胆してしまう」→「そんな落胆の状況を、私は対処できない」これが根源である。

従って、盲目的に「●●するのが怖い、イヤだ、緊張する」と考えるのではなく、最悪の状況になったら、何に対処する必要があるのかを考え、準備することが恐怖解消に大きくつながる。(p.7)

●人が「現実的にものを考える」というとき、それはつまりネガティブに考えることを意味するという解釈がある。しかし、これは統計的に言うと間違っている。

ある調査によると、私たちが心配する9割の物事は起きない。従って、私たちがネガティブにする心配は1割の実現性しかない。そうだとすると、何が現実的思考なのだろうか?ネガティブに心配することは、非現実的な思考だと言える。(p.62)

物事を選択する時に、勝ち負けで自分の判断を評価するのではなく、何が学べるかという観点で判断を評価すると良い。究極のところ、どちらも大差がないから選択に迷っているのである。そして、物事を重く捉えすぎないこと。

たいがいの物事は大して重要ではないことである。そして、飛行機が常に方向を調整して目的地に行くように、私たちも決断し、それからフィードバックを得て、学びながら目的地に向かうのである。

飛行機は飛行の90%の時間は、方向調整をしている。決断が間違ったからといって落胆するのではない。それから学び、方向を調整するのである。(p.102, 113, 116)

●人生には様々な分野がある。本書では人生において大事な分野を9つ書き出すことを要求している。そして、それぞれの分野に時間を割くときは、それに100%集中すること。

例として上がっている人生の分野は「貢献、趣味、レジャー、家族、独りの時間、個人的成長、仕事、人間関係、友達」。著者は一日の中にホリデイならぬ、ホリアワーを一時間もうけ、これは自分のリラックスのために使う時間とした。(p.130, 137)


中でも、最も頭に入ってきたのは最初のポイント

恐怖とは「●●になったらどうしよう。。。大変なことになる」というように、具体的に考えずに「大変なこと」等というように固定してしまう事から来る事が多いです。ですので、具体的にどうなるのか、そうなったらどうしたらいいかを考えておく事で、リラックスしやすくなります。

論理療法の大家、アルバート・エリス博士のいうように、結局のところ「●●になってはいけない」といったMUSTは現実世界にそれほど多く存在しません。本書の中で、紹介されていた本”Aikido in Everyday Life: Giving in to Get Your Way” (p.95)、今後、時間があれば読んでみたいと思いました。


アルバート・エリスに興味がある人は以下の本がオススメです。
怒りをコントロールできる人、できない人―理性感情行動療法(REBT)による怒りの解決法
どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ
人生哲学感情心理療法入門 アルバート・エリス博士のREBTを学ぶ (静岡学術出版教養ブックス)


posted by ヤス at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 感情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック