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2011年04月11日

東洋人?西洋人?心理テスト

世界まる見え!テレビ特捜部」で西洋人的思考と、東洋人的思考を見分ける心理テストが放送されていました。いくつかの質問に対して西洋人と東洋人では答える傾向が異なる、という面白い内容です。

例えば、ある絵の中に5人の人が立っていて、真ん中の人だけが笑っていて、周りの4人が怒っている絵があったとしましょう。その絵に関して「真ん中の男性は幸せでしょうか?」と質問をします。

東洋人に多い回答が「彼は幸せではない。なぜなら周りの人が幸せじゃないから」なのに対して、西洋人の場合、「彼は幸せだ。なぜなら笑っているから」と答える傾向が強いそうです。

これに関してミシガン大学のリチャード・ニスベット教授東洋人は中心物と周りや背景との関係性に焦点を当てる傾向が強いのに対し、西洋人は中心物だけを切り離して焦点を当てる傾向が強い、と分析しています。

ニスベット教授の文化心理学に関する本
木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか(原著”The Geography of Thought: How Asians and Westerners Think Differently...and”)
頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か(原著”Intelligence and How to Get It: Why Schools and Cultures Count”)

私が先日読んだ論文でも、東洋人は「自己」というものを周りとの関係性から認識する傾向が高いのに対し、西洋人は周りと切り離して「自己」を認識する傾向が強い、と書いていました。

もちろん傾向なので、全てがそうではありませんが、非常におもしろいなあと感じました。


その他、この番組に出演した教授
カリフォルニア大学 ペン・カイピン教授
アルバータ大学 増田貴彦教授
増田教授の著書『ボスだけを見る欧米人 みんなの顔まで見る日本人』は文化心理学を教える上で非常にオススメです。
東京大学 ロバート・キャンベル教授

posted by ヤス at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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