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2011年04月21日

塁間マネジメント・考える盗塁

西武ライオンズの片岡選手は2007年から2010年まで4年連続でパリーグ盗塁王のタイトルを取っています。さらに、ここ3年はいずれも50盗塁以上で、昨年においては59盗塁とすさまじい数字を残しています。

でも、おもしろいことに足の速いプレーヤーの中では片岡選手は特に速いわけではないのです。

50メートル走のタイムで比べると千葉ロッテマリーンズの荻野選手は50M、5.6秒。ソフトバンクホークスの本多選手は50M、6.0秒。それに対して片岡選手は50M、6.2秒です。

そんな彼がなぜ盗塁でこれほどの高い数字を残しているのか。そこには塁間マネジメントがあるようです。

片岡選手は「3拍子そろった選手」として入団したものの結果が出ず、「中途半端な選手」になろうとしていました。どうやってプロでやっていくか。そこで、彼は野球と陸上を経験している安福トレーナーと出会います。

2人はランニングに焦点を当てます。安福トレーナーいわくバッティングは投手によっていくら打者に力があっても結果につながるかわからないけど、「足は裏切らない」と。そこで「中途半端」だった片岡選手はランニングに目覚めます。塁間マネジメントを学び、盗塁を

●スタート

●中間走

●スライディング


の3つにわけ、それぞれでどうすれば盗塁につながるのかを考え、そのための特殊なスキルの習得、トレーニングを積み重ねます。

●中間走においてはトロッティングという着地時間を短くする練習をします。

●スライディングにおいては、できるだけベースに近い場所でスライディングする。スライディングは地面との摩擦なので速度を落とします。ベース近くですることで、速度が落ちた時間・距離を短くします。また、視覚効果的にも速い印象を審判に与えます。

●スタートにおいては、左足をけることからスタートするのではなく、右足をひいて体を倒してスタートを切ります。そうすることで、余計な力をいれずに自然にトップスピードに移れます。


また、リードしている時はピッチャーの体の一点を見ると体が固まってしまうので「全体を感じる」んだそうです。これは僕が習った合気道の訓練にも言えることです。体全体を見て感じたほうが、一部だけを見るよりも早く反応できる。

限り在る資源で、どれだけ良い結果を出すか。非常に参考にしたい事例だと思いました。

盗塁や野球のランニングに興味がある人は以下がオススメです。
頭で走る盗塁論 駆け引きという名の心理戦 (朝日新書)
マリーンズ・ベースボール・アカデミーVol.1 [DVD]
安福一貴の『新・ベースボールランニング』〜西武・片岡易之を盗塁王に変えた、塁間マネジメント〜[DVD番号 621]



posted by ヤス at 14:08| Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かなり参考になったぞー(´∀`)
Posted by いそがみ at 2011年04月28日 23:57
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