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2011年11月08日

マダネス家族療法・比喩、計画、ヒエラルキー

昨日お話したクロエ・マダネスについて続きを書きます。
http://www.cloemadanes.com/

マダネスといえば、戦略的セラピーで知られた心理学者で最近ではアンソニー・ロビンズと組んで、家族や組織の変化を作るプログラムを実施しています。
http://www.robbinsmadanes.com/

彼女の戦略的セラピーでは3つのポイントがあり最初のポイントは人間関係の比喩を見つけること

二つ目が、Planning Ahead, 私の今の解釈では計画的問題症状と言えるでしょうか。計画的に問題となる症状を起こすのです。たとえば、お父さんが仕事でクビにされるかもしれないときに家に帰ってくる。ストレスがたまっている。お母さんがそれを慰める。そこに子供がやってきて、学校がイヤだと泣き出す。それを見たお父さんは子供を慰める。

その間、お父さんは自分の問題(クビになるかもしれない)を忘れ、「父親」という役割で子供に対してリーダーシップを発揮することができる。これを無意識的に知った子供は、お父さんの問題を忘れさせるためにお父さんのストレスかかった顔を見る度に計画的に問題症状を起こそうと無意識的にするのです。これがないか観察する。

三つ目が、ヒエラルキー(階級)。ヒエラルキーに矛盾があるかないか。上記の例の続きを話すと、これを知った子供が親のケアをするために、自分に症状を起こして親の問題を忘れさせようとしている。これは親が子供のケアをする、という正常な関係とは反対です。つまり、ヒエラルキーに矛盾が起きているのです。

この場合、セラピストは直接的にヒエラルキーを正すのではなく、そういった環境作りの手伝いをして、親が自らヒエラルキー作りができるように手助けをします。

これらの三つ、比喩、計画、ヒエラルキーを彼女は家族セラピーの最初の段階に掴もうとするんだそうです。三つのポイントというのは、シンプルだし非常に実践的な数だと思いました。

クロエ・マダネスに興味がある人は以下の本がオススメです。
戦略的セラピーの技法―マダネスのスーパービジョン事例集
変化への戦略―暴力から愛へ
posted by ヤス at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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