【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2012年02月14日

現実よりも権威に人は動かされる

人に影響を与える要素の一つに「権威」があります(名著『影響力の武器』より)。

権威について実験を重ねたのがイェール大学の社会学者スタンリー・ミルグラムです。1960年代、彼はミルグラム実験(別名:アイヒマン実験)という実験をしました。

リサーチにはこのツールが便利!>>無料アンケートツール『クエスタント』


彼は一般で集めた被験者に、電気ショック椅子のスイッチ担当をしてもらいます。電気ショック椅子には、リサーチアシスタントが座っています。リサーチアシスタントは単純なクイズに答えます。間違えるたびに罰として、被験者は電気ショックを与えます。この様子を白衣を着た教授(権威者)が観察します。

電気ショックが流れるたび、リサーチアシスタントは、苦しい声をあげたり、強い電気ショックは心臓に悪影響を及ぼすことなどを被験者に訴えます。被験者はどうしようかと教授の方を見ます。教授は電気ショックを与え続けるよう指示を出します。

被験者は「椅子に座ったアシスタントが死にそうだと言っている」「でも教授は続けるように指示している」という心理的な葛藤にあいますが、結局は、全員が教授の指示に従ったそうです。

目の前の理屈よりも、教授という権威に人は従ってしまうことを示した実験でした。


参照
●『影響力の武器』ロバート・B・チャルディーニ著
ウィキペディア「ミルグラム実験」
最新 心理学事典
posted by ヤス at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック