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2012年02月15日

パワー語:名前、ありがとう、お願い、そして「実は」

ケビン・ホーガンによると人に最もインパクトのある言葉(パワーワード)として4つ挙げられています。

1つ目は、その人の名前。名前を呼ばれると親近感がわく。その分、その人に影響しやすくなる。リッツカールトンでもお客さんの名前を呼ぶようにしているのはこれが理由だと考えられます。

2つ目と3つ目は、「ありがとうございます」と「(よろしく)お願いします」。これは日本語でのコミュニケーションだと、逐一言うことが当たり前になっているので、日本人の場合は、言い過ぎることにも気をつける必要がありそうです。ただ、どの言語でもはっきりと感謝を述べる、お願いの念を伝えることは大事だと言えそうです。

そして4つ目がおもしろかったです。「実は・・・」だそうです。これについては実験があります。

ハーバード大学の社会心理学者エレン・ランガーが1977年にした実験で、コピーマシンを待ち並ぶ人たちに前にいかせてくれないか、とお願いをする、というもの。どういった表現をするとよりYESをもらえるのか、つまり前にいかせてもらえるのか。

「すみません、5ページコピーしたいんですけど次行かせてもらっていいですか?実は、急いでいるんです」と言うと94%の人が、前に行かせてくれた。

「すみません、5ページコピーしたいんですけど次行かせてもらっていいですか?」だけだと、60%の人しか前に行かせてくれなかった。


実験では更に、理由になっていない理由を言って見ました。

「すみません、5ページコピーしたいんですけど次行かせてもらっていいですか?実は、コピーしなくちゃいけないんです。」

驚くべきことに93%の人が前に行かせてくれたようです。


コミュニケーションって非常におもしろいですね。

参照
"The Psychology of Persuasion" by Kevin Hogan


翻訳本はこちら
『「できる人」の話し方、その見逃せない法則』

posted by ヤス at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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