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2012年03月11日

ポジティブ心理学によるセラピー 1/2

ポジティブ心理学はマーティン・セグリマン博士(Martin Seligman)によって開発されましたが、タヤブ・ラシド(Tayyab Rashid)博士がうつ病の患者向けにポジティブ心理学によるセラピーを開発しました。このセラピーで、基本となる2軸があります。

それは「苦しみ(うつ)の軽減」と「心の健康の増大」です。そして具体的には14週間のプログラムを経ます。

概要を書くと;

第一週:ポジティブな資源(感情、性格)が少ないことはうつに強く原因し、それらが空虚感を生むということを理解してもらう。宿題としては、クライアントが自分の性格で強みだと思っている部分をどのように生活の中で使ったのかを1ページくらいに書いてもらう。

第二週:第一週の宿題レポートを基に、クライアントの性格の強みをより明確化していく。そして過去にこれらの強みが自分を助けた経験を考えてもらう。宿題としては、VIAアンケートをしてもらいより強みを明確にする(VIAアンケートはこちらから受けられます。ログインが必要)。

第三週:クライアントの強みが影響して快感や意義を生んだ状況をより明確化していく。宿題としては、毎夜その日に起きた3つの良いことを書いていく。これは些細なことでも大きなことでもかまわない。この宿題はこの週以降、ずっと続く。

第四週:うつの継続に影響している良い記憶、そして悪い記憶の役割について話す。怒りやつらいことに執着していることが、うつの継続、心の健康の妨げになっていることを理解してもらう。宿題としては、怒りやネガティブ感情がうつにどう貢献しているのかを考えてもらう。

第五週:許容する気持ちが怒りやネガティブ感情を中和し、時にはポジティブに変える役割があることを説明する。宿題としては、(適切な場合にだけ)許容する手紙を書く。そこにはどういった出来事があってどう感じたのかも書いておく。手紙は書くだけで、その相手に渡すわけではない。

第六週:報恩の念が、感謝の気持ちを持ち続けることになると話し合う。宿題としては、クライアントが感謝の念を表したかったけど、まだ表していない人に対して、感謝の手紙を書いてもらう。セラピストはクライアントがその手紙を相手に手渡しするように薦める。

長いので続きは次の投稿で。

ポジティブ心理学に興味がある方は以下の本がオススメです。
オプティミストはなぜ成功するか
世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生


参照
http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/newsletter.aspx?id=1553
posted by ヤス at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | セラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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