2012年06月15日

収入アップが不幸にする場合

先日、「収入アップが人を不幸にすることがある」という記事を見つけました。

ワーウィック大学のユージノ・プロト博士(Dr. Eugenio Proto, University of Warwick)によると、もしあなたに神経症の傾向があれば、収入が増えることによって、より不幸に感じる傾向があるそうです。

神経症の人は収入アップの際に、自分が期待していたほどアップしていないと感じて不幸になるそうです。神経症とは過度の緊張や、不安、感情的な不安定さを感じることが多い人に言われる症状です。神経症の人は、緊張、不安、怒り、罪悪感、落胆といったネガティブな感情を持ちやすい傾向があります。

プロト博士と、共同研究したミネソタ大学のアルド・ルスティチーニ博士(Aldo Rustichini, University of Minnesota)ら2人によると給料が高く、神経症の性質が高い人はより不幸になる傾向があるそうです。

この傾向にある人は給料が低いときは昇給を何かの達成だと見ることができ、しかし、いったん給料が高くなってしまうとそれらが自分の期待ほど高くないと感じ、それを自分の何らかのミスだと捉え、不満を抱くんだそうです。

博士いわく「結論として、私たちはお金を、生活に安全をもたらす手段として見ているのではなく、成功か失敗を計るものとして捉えているようだ」ということでした。

豊かさとは何か、大事な問いですね。考えます。

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神経症には森田療法がオススメです。
>> 森田療法 (講談社現代新書)


参照
http://psychcentral.com/news/2012/06/11/more-money-may-mean-less-happiness/39952.html
posted by ヤス at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | お金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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