2012年06月18日

セラピー合宿を終えて。自分で自分を定義する

2泊3日のセラピー合宿を終えて今日帰ってきました。これで3回目となりましたが、今回もまた非常に勉強になりました。

ゲシュタルトのエクササイズで、自分が紙の上に寝転がり、その輪郭をパートナーに描いてもらって、輪郭の中は「自分がこのコミュニティでどういった存在であるか」、輪郭の外には「周りの人は自分にどう見えているか」を絵やシンボルで描いていきます。

私の気付きとしては、日本文化では周りの人が自分をどう思っているかで自分を定義する傾向が強いけれど、西洋文化ではまず自分が自分をどう定義するか、これから始まり、次に周りとの影響を考える、こういった傾向があるのかもしれないと思いました。

どちらが優れているとかではなく、状況によって使い分けたいと思いました。

※後日メモ。これについては"Culture and the Self"という研究記事が参考になります。研究記事PDF(英語)はこちら

また特にゲシュタルトでは自分が何を求めているか、自分が内的に何を感じているか、に焦点を当てます。これは本当に僕にとって良い鍛錬となっています。自分の求めているものを感じ取り、それを適切に表現する、これは日本人が西洋文化の中で活躍するのに、特に大事な資質だと感じました。

自分が感じている事を感知する感覚を研ぎすませたいならヨガがオススメです。1000円体験は以下からどうぞ。



ゲシュタルトに関する本は以下がオススメです。
ゲシュタルト療法―その理論と実際
ゲシュタルト療法バーベイティム

文化的な思考の違いを知りたいなら以下の本がオススメです。
ボスだけを見る欧米人 みんなの顔まで見る日本人 (講談社プラスアルファ新書)


posted by ヤス at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲシュタルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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