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2012年07月08日

催眠と痛みに関する実験 バラバズ

催眠によって痛みを感じなくすることが医療分野でも使われてきています。これを更に発達させる調査をワシントン州立大学のアリード&マリアンヌ・バラバズ教授らが実施しました。

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これまでの調査でわかっていることは1977年にヒルガード(E. R. Hilgard)が発見した、被験者の催眠被暗示性(催眠にかかりやすい度合い)が高いほど痛みの軽減が大きい、というもの。

また、1959年にビーチャー(Beecher)が痛みの軽減という現象においては2つの現象が起きていて、一つは、痛みを感知する性質が弱っていること、もう一つは、痛みに対して反応する性質が弱っていることだと定義しました。

そして、この痛みへの反応には痛さを感じるから、それに不安を感じてしまってより感じる痛みを増加させるという構図がある、と発見しました。

したがって、この不安を抑えることができれば痛みも軽減できる、ということでリラクゼーションの催眠がよく使われています

そして1977年にヒルガードが新ディソシエーション理論(Neodissociation Theory)というものを提唱しました。これは、催眠による痛み軽減はリラクゼーション効果で不安が減るからだけではなく、クライアントが痛みからディソシエーションする、つまり、頭の中で痛みが自分より遠いところにあるイメージングをすることによって、痛みを軽減していると提唱しました。

そして、今回、バラバズ教授らが試したのは従来の痛みに関する催眠はリラクゼーションで催眠導入をしてから、痛みを感じないという暗示を入れていきます。このリラクゼーションの過程が必ずしも必要なのか、という調査です。

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二つのグループで、一方には通常通りリラクゼーション導入をして、暗示の催眠をしていきます。もう一方にはリラクゼーションの導入をせずに、通常の注意力のままで催眠導入をします。

結果、おもしろいことにどちらのグループも同じだけの痛みの軽減を示したのです。催眠導入は必要だけど、必ずしもリラクゼーションでなくてもいい、とのことでした。

また時間あるときにでもこの「通常の注意力のままでの導入」とは一体どういったものなのか、調べてみようと思いました。
posted by ヤス at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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