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2012年08月30日

言語に対する無意識的な印象

1960年代後半にワラス・ランバート(Wallace Lambert)という人が言語に対する無意識的な印象を調べる方法、「主観的判断法(Matched guise method)」というのを開発しました。


これはバイリンガルの人に同じ文章を違う言語で読んでもらい、それを録音。そして、同じバイリンガルの別の人にその録音を聞いてもらってそれぞれの言語で、話し手がどういった人間なのかを推測してもらうというものです。

例えば、カナダのケベックの人たちのように英語とフランス語のバイリンガルがいたらケベックのAさんにある文章を英語とフランス語で読んでもらい録音し、ケベックのBさんにそれを聞いてもらい、Aさんはどんな人か、背の高さは、社交性は、かしこさは、勤勉さは、などを推測してもらいます。

ランバートが30年以上も前にした実験ではモントリオールに住む英語とフランス語を話すバイリンガルは英語を聞いた時の方が、フランス語を聞いた時よりも話し手は身なりが良く、優秀で、信頼しやすいと判断したそうです。

しかしながらその後の実験調査(1975年)ではケベックでのフランス語の地位が上がる政治的動きがあったためフランス語に人の良い印象が向いたそうです。話す英語にフランス語のアクセントがあれば、人は話し手のことをより誠実だと感じるそうです。

日本語でも方言で、話し手の印象が異なりますもんね。

印象というのは目に見えない所で僕たちの心に大きな影響を与えているとますます感じます。

posted by ヤス at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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