2014年11月04日

男と女の物の見方は本当に違う

ニューヨーク市立ブルックリン大学とハンター大学の、男性と女性の視覚情報プロセスに関する実験によると、男性は細かい視覚情報や、すばやく動く刺激に対して敏感に反応するのに対し、女性は色の違いを認識することに優れているということがわかったそうです。この2つの大学の研究者たちは、大学生と大学職員で目が健康な人を集めてこの実験をしました。

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色のスペクトルで反対側にある色を見せると男性は平均して女性よりも認識するのに時間がかかったそうです。

男性ははっきりとした色を認識する範囲は広い分、色と色の間の色を認識する力は弱いようです(「赤は赤」「緑は緑」というように微妙な色の変化に気付きにくい)。

次に明暗コントラストを検査すべく、明暗度が微妙に異なる棒を2本同時に見せ、どちらが明るい方か、暗い方かを答えます。

男性も女性も、2本の棒の距離が大きく離れているほうが近くにある時よりも明暗の区別をしやすいそうです。また当たり前ですが見る時間が少ないほど、認識度は低いようです。

研究の結果では、一般的に男性はすばやく動き、かつ2本の棒が近い位置にある時、高い認識力を見せるそうです。

実験をしたイスラエル・アブラモブ博士(Israel Abramov, Ph.D)によると(リンク1リンク2「この視覚の実験で必要な動きは視床神経から1次視覚皮質へのニューロンの動きであり、この動きには男性ホルモンであるテストステロンが大きな役割を果たしている。これが男女の違いの原因ではないか」と考えているそうです。

また、BioMed Central という生物学や医学の記事を掲載しているサイトによると、男性の性ホルモンであるアンドロゲンを受信する器官が特に視覚皮質(視覚情報の認識をする器官)に多く存在していること。そして、男性はアンドロゲンを女性よりも25%多く持つこと。これらも影響しているのでは、と考えられています。

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参照
http://psychcentral.com/news/2012/09/04/men-see-things-differently-than-women-literally/44103.html
posted by ヤス at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | カップル・夫婦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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