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2014年11月03日

恋人の有無は自己認識に影響する

エリカ・スロッターとウェンディ・ガードナーが大学生に対して、恋人がいるかどうかが、その人の自己認識にどう影響するのか、調査しました。




実験者はシングルの(恋人がいない)大学生を集めて(グループ1)、彼らのポジティブな特徴からネガティブな特徴までさまざまな性格の特徴を聴き、それが良いか悪いか、また自分はその特徴をどれほど持っているか点数をつけます。

次に同じ大学の学生のプロフィールが出てきて(グループ2)、ここには意図的にシングルの学生がネガティブだと感じるが、自分には無いと記載した性格を含んでおきます。

例えば、シングルの学生(グループ1)が自己中心をネガティブだと判断していて、かつ自分は自己中心じゃない、と判断していたら、グループ2の学生の欄には「自己中心」と書いておきます。

そして、あるプロフィールには「この人はシングルで恋人を求めています」的なことが書かれてあり別のプロフィールには「この人は次回の学生会長に立候補しています」的なことが書いてあります。

他人がシングルであるかどうか。これがシングルである自分の性格判断にどう影響するのか、その違いを見るのです。

プロフィールを見せたあと、シングルの生徒たちはまた同じような性格のポジティブ、ネガティブ点数付け、自分がどれだけその性格を持つかを評価します。

結果は、学生会長立候補者に対しては、シングルの生徒はプロフィールを見る前と見た後で同じような評価を出しました。つまり、シングルでない人を見た時、彼らの自分を見る目は変わらないと言えます。

しかし、恋人募集中の他人を見た後では、彼らの認識は変わりました。ネガティブな性格特徴を自分にあるように判断する回答が多く得られたそうです。

自己中心がネガティブで自分にはそういった気質がないと答えた例では、自分にもそういった面があると答える傾向が強くなったそうです。

シングルでいる事を悪い事だと捉え、その原因が自分の性格にあると考えるのでしょうか。興味深い実験結果だと思いました。





参照
http://www.psychologytoday.com/blog/dating-decisions/201210/you-are-who-you-date
posted by ヤス at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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