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2012年11月05日

言語構造がタイムラインに影響する

私たちの時間の概念は、個人のレベルでも異なりますが文化のレベルでは大きく異なります。もし誰かが、食事を用意する写真、食事を食べている写真、そして、食事を食べ終わった写真をあなたに手渡し、時間の順に並べろといわれたらあなたはカードを左から右へと並べるでしょうか?遠くから近くへと並べるでしょうか?これは、その人の母国語によっても大きく変化するようです。

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もしあなたの母国語が英語であれば、多くの場合、あなたは左から右へと時間が流れ、アラブ語であれば、右から左へと時間が流れる傾向があるそうです。

興味深い部族に、オーストラリアのポーンプラーウ族(Pormpuraaw)があります。彼らは右や左という言葉は使わず、そういった位置関係を表すときは東西南北で表現するそうです。2010年に心理学者レラ・ボロディツキーとアリス・ギャビーがポーンプラーウ族に対して実験をしました。

彼らに複数枚のカードを時間順に並べてもらいます。アメリカ人は全員が左から右、という流れを作ったのに対し、ポーンプラーウ族は南に向かってこの作業をした時のみ左から右に並べたそうです。

北に向かってすると、右から左へ。東に向かってすると、遠くから近くへ。西だと、近くから遠くへ。これは、ポーンプラーウ族が、時間は太陽と同じように東から西へと流れると認知しているからだそうです。

また、中国語を母国語とする人は未来のことは上に置き、過去のことは下に置く傾向が強いそうです。これも言葉からだと考えられます(例えば「先週」は中国語で「上星期」、「来週」は「下星期」と書きます)

こういった分野の心理学を心理言語学と言います。心理言語学に興味がある方は以下がオススメです。
心理言語学への招待
思考の整理学 (ちくま文庫)
コミュニケーションの臨床心理学―臨床心理言語学への招待

タイムラインに興味がある方は以下がオススメです。


参照
http://www.psychologytoday.com/blog/culture-conscious/201110/is-the-left-after
posted by ヤス at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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