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2014年12月23日

曖昧な時は自分に都合よく解釈する

人の解釈は何に影響されるのでしょうか?バルセティス博士による「味覚テスト」(p.53)。をご紹介します。

この心理学実験では、被験者の本音を知るためにウソの課題設定をします。(こういうことは心理実験でよくあります。実験の意図がわかってしまうと素の心理反応を得にくくなる場合があるからです。)

「これから皆さんには、味覚テストに参加してもらいますが、一つのグループには、オレンジジュースのような味のする飲み物を何種類も口にしてもらい、その違いを吟味するという課題に参加してもらいます。もう一つのグループには、青汁のような味のする飲み物を何種類も口にしてもらい、その違いを吟味する課題に参加してもらいます。

でも、片方のグループに振り分けられたら良い思いができるのに、もう片方のグループに振り分けられたら割にあわない思いをすることになるので、公平にグループ分けをしたいと思います

そして、

「これからコンピュータ画面上にアルファベット文字あるいは数字のいずれかをランダムに表示します。もしそれが数字だったら、おいしいジュースをたくさん飲める課題を割り当てますが、それが文字だったら苦いジュースを飲む課題をやってもらうことになります」

そう伝えた後に実験者にはそれぞれコンピュータの画像を見てもらいます。

そしてもう一つの小細工が。

画面上には全員、全く同じものが現れます。

数字の「13」にしては、1と3の間が狭くて、文字の「B」にしては、縦棒と右の部分が広すぎるようなものが現れます。

実験結果は非常に面白いものになりました

現れたものは数字、文字、どっちつかずなのに多くの人がオレンジジュース課題に割り当てられる「数字」が自分の画面には現れたと判断したのです。

実験の結論としては私たちの個人の期待は曖昧な図形をどう読み取るかの知覚に影響を与え、期待に沿った形で解釈してしまう傾向があるということでした。

参照



・・・

青汁、本当にまずいですよね。

でも青汁が好きな人がこの実験をしたら「アルファベットを見た」と言うんでしょうね(笑)


大麦若葉おいしい青汁 (シェーカー付) 3g*88包

参照
http://www.ohio.edu/people/starzykj/network/Class/ee690/EE690%20Computational%20Intelligence%202008/Class%20Reading%20Assignments/see%20what%20you%20want%20to%20see_Emily.pdf
posted by ヤス at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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