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2015年01月04日

状況と関係性のインド人、性格のアメリカ人

シュウェダーとボーン(Shweder and Bourne)が1984年にしたアメリカ人とインド人の違いを調べた実験によるとインド人は、アメリカ人と比べると誰かある人について説明をするとき状況や他人との関係性を話しながら説明する傾向が強いそうです。


インド人は人について説明をするときその人が何をしたのか、どこでしたのか、誰としたのかといったことに焦点を当てて話されます。

アメリカ人は人について説明するとき人間関係が浅いうちは行動レベルでの説明がなされますが、深まるにつれて性格の特徴を言葉にしていきます。


従って、インド人が「トムは皿洗いをするとき、中心部分しか念入りに洗わない」と表現するのに対しアメリカ人であれば「トムは大雑把だ」となる、ということです。

またミラー(Miller)が同年(1984)にした実験ではインド人とアメリカ人に「あなたの知っている人が最近した社会的によいこと(善行)について述べなさい」という問いに対してアメリカ人の反応の40%がその人の性格的なものを述べたのに対してインド人はその割合が20%だったそうです。

またミラーの次の実験ではある事故の模様を見せてそれぞれの人がどう反応するかを見ました。アメリカ人の説明の36%が関与した人の性格に関するコメント、17%が状況に関するコメントだったのに対してインド人の説明ではたった15%が性格に関するコメントで32%が状況に関するコメントだったそうです。

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参照
Markus, H. & Kitayama. (1991). Culture and the Self: Implications for cognition, emotion, and motivation. Psychological Review, 98, 224-253.
posted by ヤス at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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