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2012年12月21日

仲間が助けてくれると思うと課題負荷下がる

仲間が助けてくれると思うと同じ課題をしていても、それを認知する課題負荷が下がることがわかりました。

ヴァージニア大学のデニス・R・プロフィット(Dennis R. Proffitt)教授の実験では、背負っているリュックサックが重いほど登山家は坂道が急だと感じるということがわかりました。

また、ルツガー大学のマギー・シフラー(Maggie Shiffrar)とナタリー・セバンズ(Natalie Sebanz)によると人が一人で箱を持ち上げる状況ともう一人の仲間が助けに来ると言われて、箱を持ち上げる状況では、その人の箱に対する認知重量は大きく異なりました

これらの結果から言えることは私達は課題の負荷をそのまま認知しているのではなく、課題プラスその状況によって認知しているんだということ。

ならば、これを利用して今、かりに多大な課題を抱えているとしたら、その負荷を下げるようなフレーム付けをすると課題をより簡単だと思えるようになる。催眠療法やその他のセラピーテクニックでしていることだなあと感じました。

私達は多くの場合、状況をありのままではなく、より難しくして解釈している事があります。こういった認知による違いを表す実験は非常に面白いなと感じました。

認知心理学に興味がある方は以下の本がオススメです。
考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)
認知心理学 (New Liberal Arts Selection)
はじめての認知療法 (講談社現代新書)
posted by ヤス at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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