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2012年12月22日

精神病的な社会に参加するのか、健康に生きるのか

ゲシュタルトセラピーとはどういったセラピーなのか。

創始者、フリッツ・パールズはこのように言っています。

ほとんどのセラピーが人を社会に適応させようとする

これは過去においてはそれほど悪い考えではなかったんだろう。

しかし、おびただしい変化が起きている近年において

社会に適応するのは難しくなってきた。

私が思うに、

私達が現在生きている社会はおかしな社会になっている。

その社会において私達は

この精神病的な社会に参加するのか、

またはリスクを取って健康に生き、虐げられるのか

どちらかを選ぶしかない。


(『Gestalt Therapy Verbatim』 より。
邦訳本『ゲシュタルト療法バーベイティム』)



従って、ゲシュタルトセラピーでは

「こうあるべきだ」ということよりも

クライアントが「こうしたい」ということに重点をおきます

「べき」は社会が作ったものであり、

「したい」は個人が感じたものであるからです。




個人が感じることを促進するために

「今ここ」に集中します。


※「今ここ」に集中し、イキイキさを感じるには
 ヨガがオススメです。
 僕もゲシュタルトのトレーニング時代、
 よくヨガから気付きを得る事が出来ました。
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ゲシュタルトセラピストのボブ・レズニックは

「過去は今に生きている」と言います。

つまるところ、過去に触れずに

現在を体験することは不可能
なのです。


以下、代表的な4つのワークを紹介します。


1.ドリームワーク

ゲシュタルトの理論では

夢は、私達の様々なパーツ(部分)を表すと考えます。

よくする方法として

クライアントに夢について

一人称現在形(どのキャラクターについて話すときも

「私」で文章を始め今起きているかのように話してもらう)

で話してもらう、というのがあります。

こうすることで、クライアントの中にある

様々な部分の声がより明確になるのです。



2.ロール・プレー

クライアントの過去の体験や、夢について

そこにある考え、感情、声を表現してもらいます。


私がするときはよく部屋全体を使って

クライアントの感情や考え、声を表現してもらいます。

これによってクライアントの心の中で何が起きているのか、

非常に正確に理解することができます。

また、「未処理ゲシュタルト」の処理もできます。

未処理ゲシュタルトとは、

例えば人間関係で非常に腹が立つことがあって、

しかし、相手には言わなかったシーンがある。


クライアントの中ではそのことがすごくひっかかって、

ほかのことが手につかない。

そういったときに、

ロール・プレーをして、

思う存分表現してもらう。


すると、未処理のゲシュタルトを

処理へとつなげていくことができます。



3.サンド・プレー

小さな箱に砂がしきつめられていて

そこにたくさんのおもちゃや模型があります。

これをクライアントに自由に動かしてもらいます。

これのメリットは言葉で表せないことや

文化的にタブーとされていることなど

そういったことの裏にある感情などが

非常に表現できやすくなります。


私の場合、クライアントがおもちゃを動かすのをみながら、

ときどき「この車はどう思っているの?」などと聞きます。



4.芸術を通じてコミュニケーション

サンド・プレーと似ているのですが、

絵を描いてもらったり、劇をしたりして、

クライアントの気持ちを表現してもらう。

これも非常に効果的です。




これらはほんの一部ですが、

こういったことをしながら、

ゲシュタルトセラピーを進めています。


大事なのはクライアントが

今を感じ、いきいきとしていること。


このためにゲシュタルトセラピーは非常に

有効な手段だと思います。

ゲシュタルト療法を学ぶには以下がオススメです。
ゲシュタルト療法―その理論と実際
ゲシュタルト療法バーベイティム



posted by ヤス at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲシュタルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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