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2012年12月31日

言語が変わると性格が変わるのか?その3

カタージナ・オザンスカ・ポニクウィア(Katarzyna Ożańska-Ponikwia)らは外国語を話すとき、性格も異なったように感じる人がいる一方でそう感じない人がいる、この原因について調査しました。

ポニクウィアは100人のバイリンガルを集めました。成長過程で2言語話さなければならなかった人や、他国から移民してきた人、また留学生でその国にかなり長くいる人など。

彼らは2つのパーソナリティ(性格に関する)アンケートに回答しました。問われた文章は、たとえば「私は英語を話すとき、性格が変わったように感じる」であるとか「私が英語を話すとき、友達が別人のようだと言う」など。これにどれくらい当てはまるか数字で答えます。

結果を集計し、分析したところポニクウィアが結論づけたのは「感情的、そして社会的に優れた人のみが性格の変化を感じることができる」ということでした。

何人かの人は変化が存在しないから変化がないと答えているのではなく、その違いに気づいていないから変化がないと答えていたのです。

「平均以上に感情、そして、社会的スキルのレベルがある人は別言語を話すときに自分の性格や行動が変わっていることに気づくことができる」と結論付けていました。




言語心理学に興味がある方は以下がオススメです。
心理言語学の中のサプライズ: 言語行動から出づる心理 (開拓社叢書)
考えるための日本語 【実践編】
言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス)
言語が違えば、世界も違って見えるわけ
ことばと思考 (岩波新書)
思考する言語〈上〉―「ことばの意味」から人間性に迫る (NHKブックス)

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言語が変わると性格が変わるのか?その2

参照
http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/13670050.2011.616185#.U8juoIBdVy8
http://www.psychologytoday.com/blog/life-bilingual/201212/change-language-change-personality-part-ii
posted by ヤス at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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