2012年12月31日

アメリカ大学院心理学修士課程で読んだ本オススメ10

今月、無事にカウンセリング心理学の修士課程を終えることができたのですが、この投稿では、全授業の必須図書の中から特にオススメな本、10冊をご紹介したいと思います。

どれも同じくらいオススメなので、特に順番は関係ないです。


1."The Gestalt Approach and Eye Witness to Therapy" by Fritz Perls

ゲシュタルト療法の父、フリッツ・パールズがゲシュタルト療法についてまとめた本。ゲシュタルト療法の授業で必須図書でした。非常にわかりやすく、かつ心に訴えるものがある。


The Gestalt Approach and Eye Witness to Therapy,

翻訳本はこちら;


ゲシュタルト療法―その理論と実際




2."Gestalt Therapy Verbatim" by Fritz Perls

ゲシュタルト療法のクラスの参考図書。上記の本は基本をまとめたもの。この本は実際のセッションを本としたもの。基本がどのように応用されているかが書かれていました。


Gestalt Therapy Verbatim

翻訳本はこちら;



ゲシュタルト療法バーベイティム





3."Basic Freud" by Michael Kahn

私の大学の教授でもあるマイケル・カーンの代表的作品。フロイトについていろいろと読みましたが、これがベストでしょう!


Basic Freud


留学にはTOEFLが必要です。TOEFLの教材はたくさんありますが、このパッケージ1つで充分です。無制限メールサポートもあり確実にスコアアップが実現できます。非常にオススメです。
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4."Between Therapist and Client: The New Relationship" by Michael Kahn

マイケル・カーンの著書。クライアントとセラピスト間に起きる心の動きを本当にわかりやす、かつ正確に書いてある。非常に重宝している本です。


Between Therapist and Client: The New Relationship

翻訳本はこちら;


セラピストとクライエント―フロイト、ロジャーズ、ギル、コフートの統合


5.“The Seasons of a Man’s Life” by Daniel Levinson

人間の人生には特定の季節(リズム)がある。20代の大人に移行する時期や、50代過渡期など。主なベースとなっているのは、アメリカの1980年代の白人男性ですが、それでも学んでおくと人がだいたいどういった人生の道を歩むのかをつかむことができます。



The Seasons of a Man's Life

翻訳本はこちら;


ライフサイクルの心理学〈上〉 (講談社学術文庫)




ライフサイクルの心理学〈下〉 (講談社学術文庫)


6."Psychoanalytic Psychotherapy: A Practitioner's Guide" by Nancy McWilliams

精神分析と言えば、ナンシー・マックウィリアムズでしょう!サイコダイナミクスのクラスや、クリニカル・リレーションシップで使った本です。



Psychoanalytic Psychotherapy: A Practitioner's Guide



翻訳本はこちら;


精神分析的心理療法―実践家のための手引き


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7."Search For The Real Self: Unmasking The Personality Disorders Of Our Age" by James Masterson

健康に自己を鍛えない結果が、ナルシストパーソナリティ障害や境界性パーソナリティ障害を招く。いかに強い自己を育てるか。実際のクライアント事例と共にパーソナリティ障害について考える本。



Search For The Real Self: Unmasking The Personality Disorders Of Our Age


8."Nonviolent Communication: A Language of Life" by Marshall Rosenberg

マレッジ&カップルズ・カウンセリングの授業での必須図書。カップル間だけではなく、さまざまなところで使えるコミュニケーションスキルです。非暴力コミュニケーション運動は今では世界的に運営されています。


Nonviolent Communication: A Language of Life (Nonviolent Communication Guides)

翻訳本はこちら;

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法


9."Love and War in Intimate Relationships" by Marion Solomon & Stan Tatkin

マレッジ&カップルズ・カウンセリングの授業での必須図書。人間関係は深くなるほど、感情強度が高くなる。だから、タイトルにあるように、よくないときは戦争(war)であり、よいときは深い愛情(love)に満ちたものとなる。特にカップルの心理学について学ぶには、事例もあって読みやすく勉強になる本です。ちょうど私がキンドルを買ったときだったので、キンドルで読んで、キンドルに感動したのを覚えています。


Love and War in Intimate Relationships: Connection, Disconnection, and Mutual Regulation in Couple Therapy (Norton Series on Interpersonal Neurobiology)

キンドル版はこちら;

Love and War in Intimate Relationships: Connection, Disconnection, and Mutual Regulation in Couple Therapy (Norton Series on Interpersonal Neurobiology)


10."The Erotic Mind" by Jack Morin

カリフォルニア州で公認セラピストになるにはヒューマンセクシャリティという授業を取る必要があります。その授業の必須図書。セラピでは、クライアントの性生活について話すこともよくあります。性を知ることから、人間の深層心理を知ることができます。


The Erotic Mind: Unlocking the Inner Sources of Passion and Fulfillment


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posted by ヤス at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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