2013年01月03日

凡打の中にヒントを見つけるイチロー


イチロー 262のメッセージ


ユーチューブを見ていて

2003年シーズンオフにイチロー選手と松井選手が

対談をしている映像を見つけました。

1年ほど前にも見たのですが、

野球選手の考えていることを知るのが

大好きなので、また見ていました。


今回、特に心に響いたのが

イチロー選手はよく凡打の中にヒントを見つける、

という所です。




イチロー選手曰く、

どうしていい当たりが出来たのか、と考えると

それができなかったときにパニックになる。

しかし、どうしていい当たりがでなかったか、

これを明確にして、しないようにする方がしやすい。

またこのように得たものは、身につくのが長い、

んだそうです。


この話を聞いて、ベーブ・ルースが

三振や凡打を気にしない話を思い出しました。

ベーブ・ルースいわく

確率的には、凡打したら次のホームランに

1打席近づいたことになる、

次の打席でホームラン打てる可能性が高くなる、

と考えているんだそうです。


だから凡打をしても

あまりへこまずに済む。

イチロー選手の凡打の中にヒントを見つける、

という考え方にも同じような心理効果があるのかもしれません。

畑村教授の「失敗学」も

同じようなことを言っています。

興味深い考え方です。


失敗学 (図解雑学)

posted by ヤス at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック