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2014年09月22日

言語の起源のヒントは、子供のおしゃべりの中にある

子供がしゃべるのを聞くと、人間の歴史についてたくさん学ぶことができます。これはなぜかというと子供がコミュニケーションを学ぶ過程が言語が生まれる前の人間の歴史へと導く最も近いものだからです。

マクマスター大学の言語学者ジョージ・トーマス(George Thomas)教授:「もちろん数千年前の言語を復活させることは不可能だが、子供が言語を習得する過程から、言語というものの性質のヒントを得ることはできる」

人が言語を覚える過程は、古代から変わってなく、古代の人の過程と同じプロセスなんだそうです。従ってこれを学ぶことで言語の起源へより近づける。これこそがトーマスが木曜夕方の講義「言語は大事」のトピックです。

言語学部のサポートによってこのシリーズは社会でなされるあらゆるコミュニケーションの理解に非常に貢献しているそうです。

トーマス:「近世の人間が5,6万年前にアフリカを去ったことはわかっている。彼らが今世界で使われている言語の先駆者である。人間として、また言語の話し手として、私達は皆、同じ場所から来ているのである。」

トーマス教授はほぼ全言語が共通して持つ階層文法(hierarchical grammars)などを交えて話をします。

トーマス:「これはビーズのように一本の糸で、言葉を次々に見ているのではない。全てが互いに影響していて、一文の中でも何かが何かをコントロールしているのである。これこそが人間言語の特徴である。」

全ての世界で使われる言語が何かしら関連し合っているが、トーマス教授が最も興味を持っているのは世界で最も孤立した位置にあるパプアニューギニアやアマゾン川盆地で見つかった部族の言葉。

トーマス:「ここの言語は他の言語との接触がない。だから、昔から変化していないのである。だから興味深い。」

読んでいて「人間として、また言語の話し手として、私達は皆、同じ場所から来ているのである」という部分が非常に心に残りました。

言葉について興味がある人は以下がオススメです。
言語が違えば、世界も違って見えるわけ
不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)
ことばと国家 (岩波新書)
ことばと文化 (岩波新書)
これは便利!1冊でヨーロッパ41カ国の人と話す本


参照
http://dailynews.mcmaster.ca/article/clues-to-origins-of-language-found-in-childrens-chatter/
posted by ヤス at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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