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2013年01月27日

アスリートに催眠を。その1、リラクゼーション

催眠をスポーツの分野で使おうという試みは

かなり昔から実施されていましたが、

それらは逸話ベースのものが中心です。

スポーツの中でも

どういったことに催眠が使われてきたかというと

痛みのマネジメント(Ryde, 1964)や

攻撃心に関する事柄(W. Johnson, 1961)、

不安(Naruse, 1965)、

興奮/緊張コントロール(Garver, 1977)、

パフォーマンス分析(W. Morgan, 1980)など
が挙がります。


催眠とスポーツに関しての論文は増えるものの、

緊張軽減や集中力といったパフォーマンス向上について

具体的なハウツーを催眠で書いた人は

本当に数が少ないです。


(Liggett, personal communication, March 11, 2000, to Erik Dunlap)


以下、アスリートがよく困ると言っている事柄に対して

催眠をどう使っていくのか、述べていきます。


● リラクゼーション

多くのアスリートが様々なリラクゼーション方法を学びます。

パフォーマンス発揮の分野で

最も使われているリラクゼーションテクニックといえば

ヤコブソン(E. Jasobson, 1938)の

段階的筋弛緩法(progressive muscle relaxation)


スイン(Suinn, 1980)の

視覚的な運動行動リハーサル(visual motor-behavior rehearsal)


があります。


ヤコブソンの段階的筋弛緩法は

特定の順番で筋肉を弛緩させていきます。

スインの視覚的な運動行動リハーサルは

ひそかな行動(テクニック)のリハーサルと

リラクゼーションを並行させます。

視覚的な運動行動リハーサルには2段階あって、

第1段階では、段階的筋弛緩法に近いものを使うことで

アスリートはリラックスしていきます。

第2段階では、アスリートはイメージ(と暗示)を使って

様々な動きやスキルをリハーサルします。


多くのアスリートにとって

こういったリラクゼーションとイメージトレーニングは

催眠誘導に必要不可欠で、

これらをすると少なくとも軽いトランスに入ります。


「リラックスを高め、心理的緊張を下げることを狙った催眠は

 アスリートのパフォーマンスにポジティブで強化的な効果を

 持っている可能性がある」


ジェイコブスとゴットヘルフ(Jacobs & Gotthelf, 1986)

は記しています。


ほとんどの催眠誘導がリラックス状態を作るのに十分だが、

視覚、又は触覚の合図によって催眠後暗示を加えることも

リラックス効果を高める効果があります。


リラックスは習慣です。それにはヨガがオススメです;
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コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する

スポーツ心理学については以下がオススメです;
インナーテニス―こころで打つ!!

「アスリートに催眠を使う際に気をつける12のこと」に戻る 「アスリートに催眠を。その2、イメージングとヴィジュアライゼーション」に進む→


参照
Hypnotherapeutic Techniques: Second Edition
スポーツと催眠 (1970年)
posted by ヤス at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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