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2013年01月31日

アスリートに催眠を。その5、ベストな興奮状態の作成

アスリートがよく悩ませる問題に対して

催眠をどう使っていくのか。

ここまで

「その1、リラクゼーション」

「その2、イメージングとヴィジュアライゼーション」

「その3、ゴールセッティング」

「その4、スキル開発とテクニックの向上」

について話してきました。

今回は「その5、ベストな興奮状態の作成」についてです。


緊張した状態というのは

スポーツのパフォーマンスにおいて誰もが経験することです。


しかし過度の緊張状態は、求める結果に対して有効だとは言えません。

アスリートがピークパフォーマンスを達成するには

最適な(ベストな)緊張/興奮状態を保つ必要があります。

これを機能最適ゾーンと言います(Hanin, 1999)。

このゾーンの外に興奮レベルがあると

ベストパフォーマンスの妨げになります。

興奮レベルが高すぎると過緊張であり、

低すぎると単純に気持ちの準備ができていない状態となります。

チクセントミハイ(Csikszentmihalyi)はフロー状態が

ピークパフォーマンスと強く関連していると述べました。

フローについては以下がオススメです;
フロー体験入門―楽しみと創造の心理学


こういったゾーンは様々なことに影響されています。

スポーツの種類、ポジション、個人的な好みなど。


例えば、ゴルファーのパッティングで必要な興奮レベルと

アメフト選手のタックルに必要な興奮レベルは異なります。

機能最適ゾーンを活性化できるのが上手なアスリートほど

フローを経験することが多いです。


しかしながら、多くのアスリートにとって

最適なフローを経験することは非常に難しいです。

しかし、催眠を使えば

過去に成功した体験を再体験してもらい、

それによって同じのような心の状態を作り、

それによってその時の体の動きをより思い出す事ができます。



そして、そういった運動神経までを再現できたら、

セラピストはキーワードやキー動作を設けて、

その感覚と結び付けます。


そのキーワードがピークパフォーマンスの引き金となるのです。

ペイツとオリバーら(Pates, Oliver, et al.)が

2001年に調査したところでは

催眠はフロー状態の作成に役立ち

選手の自信、集中力、そして

心のコントロールを改善させる事で

パフォーマンス向上に役立つ
と述べています。


催眠の練習を反復することで、

催眠後にキーワードやキー動作を使うと

ベストパフォーマンスがより可能になります。



催眠状態を強化するにはヨガがオススメです;
★日本最大級!ホットヨガスタジオLAVA★


催眠についてはこちらの本がオススメです;
誰でもすぐできる 催眠術の教科書
コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する

スポーツ心理学については以下がオススメです;
インナーテニス―こころで打つ!!

「アスリートに催眠を。その4、スキル開発とテクニックの向上」に戻る 「アスリートに催眠を。その6、興奮マネジメント」に進む→


参照
Hypnotherapeutic Techniques: Second Edition
スポーツと催眠 (1970年)
posted by ヤス at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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