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2013年02月02日

バスケのパフォーマンス向上とフローにおける催眠効果


ブライアン・ヴァスクエズ(Brian Vasquez)博士の書いた論文

『バスケットボールスキルのパフォーマンス向上と、フローにおける催眠効果(The Effects of Hypnosis on Flow and in the Performance Enhancement of Basketball Skills)』のまとめを

アリード・バラバズ(Arreed Barabasz)教授が書いたものを紹介します。


ヒルガード(Hilgard)のネオディソシエーション理論、

チクセントミハイ(Czikszentmihalyi)のフロー理論

そして、ウネスタール(Unestahl)がその2つの共通点を指摘したことを基に、

この実験論文はプロとアマの間のレベルにあるバスケットボール選手が

フロー状態を得るためのスキルと能力を強めるために

いかに催眠を活用できるか、これを調査したものです。


43名の参加者は北カリフォルニアの大きな大学の学生。

参加者は皆、ウォータールー・スタンフォード・催眠感受性グループスケール

(Waterloo-Stanford Group Scale of Hypnotic Susceptibility, WSGSHS)のC型で

催眠感受性度が、+1から-1の間のスコアを取った人たちで

ランダムに2つのグループに分けられました(催眠グループとリラクゼーショングループ)。


催眠グループは、過去のフロー体験へと時間後退していくことを中心とした6回のセッションを体験し、

催眠後の暗示はいずれもその体験を思い出すための暗示を受けます。

リラクゼーショングループは、漸進的筋弛緩療法を中心とした6回のセッションを体験します。


それぞれのグループは6回のセッションの前後で

バスケットのスキル、スリーポイントシュートのスコア、そしてフロー状態を

計測し、比べます。


バスケットのスキルは

アメリカ保健・体育レクリエーション・ダンス連合 (American Alliance for Health, Physical Education, Recreation and Dance: AAHPERD)

のバスケットボール・スキル・テスト(BST)によって評価します。


フロー状態はフロー状態スケール(Flow State Scale)で評価します。



6回のセッション後の結果はどうだったか。

催眠グループは、リラクゼーショングループと比べて

ドリブルスコア、ディフェンススコア、そしてスリーポイントスコアにおいて

明確な差を見せて、スコアアップを見せましたが、

スピードシューティングにおいてはそれは当てはまらなかったそうです。


また催眠グループのセッション前後を比べると、セッション後の方が

ドリブル、ディフェンス、スピードシューティングにおいて

大きなスコアアップを見せたそうです。



そして、フロー状態の比較においては

どの比較も、統計的に重要なほどの変化はなかったそうです。


参照

THE EFFECTS OF HYPNOSIS ON FLOW AND IN THE PERFORMANCE. ENHANCEMENT OF BASKETBALL SKILLS. By. BRIAN L. VASQUEZ


posted by ヤス at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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