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2013年02月08日

催眠にかかりやすさとダイエット

ダイエットに催眠が効果的であることは過去の数々の研究で証明されています(Aja, 1977; Cohen & Alpert, 1978; Deyoub, 1978, 1979a, b; Deyoub & Wilkie, 1980; Kroger, 1970; Miller, 1974; Spiegel & DeBetz, 1978; Stanton, 1975; Wadden & Flaxman, 1981)。しかしながら、ダイエット効果と催眠かかりやすさの関係については少ししか調べられていません。




対して、他の分野、例えば、禁煙と催眠の関係性においては禁煙成功度と催眠かかりやすさの関係性は調べられています(Barabasz,Baer, Sheehan, & Barabasz, 1986; Baer, Carey, & Meminger, 1986; Spiegel & Spiegel, 1978)。また、痛みのコントロールと催眠のかかりやすさ、恐怖障害と催眠のかかりやすさについても研究されています。

そこで、この研究では催眠にかかりやす人とかかりにくい人ではダイエット効果がどう違うのかを調べました。

肥満体重にある人を対象に募集をかけて、参加に協力してくれると言った中から3ヶ月のプログラムを最後まで消化してくれた45人を対象に結果を集計しました。催眠のかかりやすさはスタンフォード催眠敏感度C (Stanford Hypnotic Susceptibility Scale: Form C) を使って評価しました。

そして、参加者を3つのグループに分けました。

●減量に関する自己マネジメント療法のみを使ったグループ(グループA)、

●減量に関する自己マネジメント療法と一般的な催眠を使ったグループ(グループB)、そして

●減量に関する自己マネジメント療法と減量に関する催眠を使ったグループ(グループC)。


3ヶ月後に各グループ減量の成果を見て、比べました。


グループAは平均で1.3キロの減量に成功。

グループBは平均で3.4キロの減量に成功。

グループCは平均で6.4キロの減量に成功していました。



また、催眠かかりやすさと減量効果の関係性ですが、グループAでは相関性が-.051と弱く、グループBでは-.46、グループCでは-.56と非常に高い関係性が見られました。

研究者たちはこの結果から3つの結論点を挙げました。

●催眠とは、覚醒され、集中した状態に周りのものが気にならなくなることが合わさったものだと解釈されている。催眠を体験しているとき没頭、ディソシエーション(自分が自分から離れていく感覚)、感受性の高揚などが体験される。催眠を体験した参加者は減量のための自己マネジメントプログラムやセラピストの言うことをより吸収しやすくなっている。

●参加者の声から考察すると催眠のディソシエーション効果によって、特定のものを食べたいという食欲と、食べるという行動を分けて考えることができたことも減量成功の要因として挙がる。

●食べたいものを我慢するという見方ではなく、自分の体に悪いものから、体を守るといった見方も身についた。


催眠は、参加者の集中を減量の原理に当てさせ、食欲から自分をディソシエート(切り離して考える)させ、減量の効果に焦点を向けさせるということで参加者の減量をサポートした、と考えられます。

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参照
Hypnotizability and Weight Loss in Obese Subjects
posted by ヤス at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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