【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2013年02月20日

子供のテレビ視聴は犯罪行動に影響するのか?


最近の2つの実験で子供がテレビを見ると、その子が大人になったときに犯罪や反社会的な行動をする傾向が強いことを示す結果が出ました。


2013年2月18日に発表された小児科医専門誌の記事によるとアメリカ小児科学会は子供の1日のテレビ視聴時間は2時間以下にすべきだとしているにも関わらず、多くの親が子供のテレビ視聴時間をそれ以上にしてしまっていることを指摘していました。平均して、アメリカで、小学校に入る前の子供達は1日のうちに4.4時間、テレビを見ているそうです。

ボストン子供病院のクレア・マッカーシー博士(Dr. Claire McCarthy)らは、ワシントン大学の研究を基に小児科医は子供達がどんな種類の番組を見ているかに、注意を向けるべきだと促しています。

つまり親が子供達に、暴力的な番組ではなくて、もっと教育的だったり、「順社会的」な番組を見るように仕向けるようする必要がある、と言っています。

えっ!?これだけのサービスが1時間 1500円?

講師2人体制でサポート。



ニュージーランドのオタゴ大学(the University of Otago)の研究ではテレビを基準時間以上見た子供は、26歳までに犯罪行動を犯す可能性が30%高いという結論が出たそうです。これは1972年、73年に生まれたニュージーランド人、1037人を26歳になるまで定期的にインタビューする形で行われました。

パブリックヘルス研究者で、著者でもあるリンジー・ロバートソン(Lindsay Robertson)いわく思春期も含む子供時代にテレビを長く見て大人になった人はテレビ視聴時間が短い人に比べて、反社会性人格障害と診断されたり、犯罪を犯したり、暴力的な性格を見せることが多いそうです。

ワシントン大学の研究では「メディアダイエット」という手法が使われ、親は暴力的な番組ではなく、教育的な番組を見せるように指示されました。しかし、視聴時間を短くするようには言われませんでした。

研究はシアトルに住む565人の親の子供、3歳児と5歳児を対象に行われ1つのグループは通常通りにテレビを見て(コントロールグループ)もう1つのグループは協力することや、共感性を強調した番組を見ました(介入グループ)。

両グループは6ヵ月後、そして12ヵ月後に社会度テストを受けます。すると、介入グループの子供には大きな社会性の改善が見られたそうです。また、低収入の家庭にいる子供ほどこの改善度は大きかったそうです。

ニュージーランド、オタゴ大学の実験ではテレビの視聴時間が犯罪確率に関係している、またアメリカ、ワシントン大学の実験ではテレビ番組の内容が犯罪確率に関係している、といった結論を示すものでした。



参照
http://touch.latimes.com/#section/-1/article/p2p-74472186/
posted by ヤス at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック