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2013年06月01日

バトミントン、催眠でショートサーブが向上

イギリスの研究者

ジョン・ペイツ(John Pates)とジョン・パーミ(John Palmi)が

催眠がフロー状態の作成とパフォーマンスに

どういった影響を与えるのか実験をしました。


被験者はバトミントンを競技的にしている4人の女性選手で、

彼女たちのショートサーブとフロー状態を計測しました。


実験方法は

各選手の実験前基準値を記録し、

そこから各選手がどれだけ変化したかを計測しました。


使った催眠手順は

催眠誘導、催眠回帰、そして、

アンカリングコントロール(trigger control)
です。

エリクソニアン催眠のアプローチが使われ、

階段を下る話を使って、トランスの深化を起こしました。


実験前の計測の後

選手は小さくて静かで、快適な部屋で

約1時間ほどの催眠トレーニングを受けます。


そして次の日からは

45分間の催眠テープを毎日聞き、

これを7日間やってもらいます。

7日間と言うのは

ペイツとメイナード(Maynard)の実験結果で

推薦されている期間だからです(2000 & 2001)。


選手たちは毎日実験者同伴のもと、

催眠テープを聞きます。

毎回、催眠テープを聞いたあと、

選手たちは思考や感情がどうなっているか振り返りをします。

結果はどうなったかというと、

4人全員が、ショートサーブの平均値をアップさせ、

また、3人がフロー状態でも平均値がアップしていました。



つまり、催眠によって全員がパフォーマンス発揮を向上させ、

3人はよりリラックス、集中していて、高揚感を感じている


という結果が出ました。


参照

"The Effects of Hypnosis on Flow States and Performance"
http://www.zoneofexcellence.ca/Journal/Issue06/Hypnosis.pdf


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誰でもすぐできる 催眠術の教科書 (光文社新書)
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その他、この記事で興味深い点;

●1992年マスターズ(R. S. W. Masters)の

ゴルファーに関する研究によると

ゴルフを頭や理屈で学んだ選手は

体や感覚で学んだ選手よりも

ストレスをため、低い成果を出す


という結果が出たそうです。

マスターズの考察では、

理屈や頭での理解だと

自分の認知キャパシティ

(簡単に言うと「意識ができる範囲」とでもいいましょうか)を

体の動きに仕向けることができにくく、

自発的な体の動きの妨げになるから
だと考えました。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.2044-8295.1992.tb02446.x/abstract

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●1994年のウディ(Erik Woody)と

ボワーズ(Kenneth Bowers)の調査によると

催眠がもたらす結果として、

脳の監視システムが停止し、

被催眠者は次の行動を決めるのに

外からの暗示に依存する
、というものがあるそうです。

だから、意識の制御がないから、

動きが自然に作られているように感じる



この理論は近年の催眠研究において

乖離制御理論(dissociative control theory)を裏付けており、

特に影響力のある理論だとされています。

http://psycnet.apa.org/psycinfo/1994-98908-003



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posted by ヤス at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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