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2015年01月19日

認知行動コーチングの問題解決7ステップ

2000年のバケット(Backet)やスミス(Smith)らの調査によるとコーチングはビジネスや産業界で急速に広まっていると言われています。ダウニー(Downey)は1995年にコーチングを「ある人のパフォーマンス、学習、そして成長を促進する芸術だ」と定義しました。


そしてコーチングが普及すると共にコーチングの種類にもいろいろと出てきました。中でも効果があるものに認知行動コーチングというのがあります。これは認知行動療法をコーチングに応用したもので「物事そのものに意味があるのではなくて、私達の見方が意味を作っている」という事を重視します。

従って、「現状の見方を評価し、目標に対して有効なものに変えていく。それによって行動を変えていく手法」だと言えます。

認知行動コーチングは、クライアントに答えを与えるのではなく共に協力しながら、クライアントが答えや気付きを得ていきます(この過程を Guided Discovery と言います)。コーチが質問をしていく事でクライアントは自分の物の見方や思考に新たな気付きを得て行きます。

そしてそういった過程を経る中で、クライアントは自分で自分の見方を再評価し、良い決断に繋げていくことができます。これが認知行動コーチングの最大のゴールだとされています。

認知行動コーチングで問題解決を図るとき7つのステップを辿るとされています(Wasik, 1984)。

1.問題の明確化
何が問題なのか?何が懸念材料なのか?

2.ゴール決定
何がゴールですか?理想の状態ですか?

3.選択肢の掘り起こし
何ができると思いますか?どういった行動が取れますか?

4.結果の予想
その行動を取ると、どういった結果が生まれると思いますか?

5.決断
どの行動を選びますか?

6.実行
さあ、実行しましょう!実行の奨励。

7.評価
目標にどれだけ近づけたでしょうか?


こういったフレームを持ちながら、コーチングを進めて行き、思考や行動に変化をもたらす。おおまかに言って、これが認知行動コーチングだと言えます。


参照
"Cognitive Behavioural Coaching" by Micheal Neenan and Stephen Palmer
posted by ヤス at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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