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2013年07月14日

現状を承認し、目標のために使っていく

催眠をする上で比喩は非常に大きな役割をなします。

例えば、ミルトン・エリクソンが患者の症状を、全く関係のない話をして解決してしまうとき(例えば、おねしょをやめられない少年に野球の話をして、おねしょをやめさせるなど)比喩が作用して、患者に変化を起こしています

エリクソンいわく「患者から提供されるすべての行動は承認され、求める行動の促進のために利用されるべきである」と。これをユーティライゼーション(利用)と言います。

つまり、現状を承認し、それを目的のために使うこと。

ユーティライゼーションは問題という状況から新しい意味や行動を作り出し、解決につなげる優れたコミュニケーション技法です。ユーティライゼーションの有効性はどれだけ比喩を適切に使えるかにかかっています。

"Metaphors We Live by"(訳本『レトリックと人生』)の中で著者は「比喩の本質は、一つのものを別の視点で理解し、経験することだ」と述べています。

催眠を有効に使うために、比喩の力を磨きたいと思いました。



参照
"Men Are Grass: Bateson, Erickson, Utilization and Metaphor"
http://www.asch.net/portals/0/journallibrary/articles/ajch-50/50-3/roffman50-3.pdf
posted by ヤス at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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