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2015年01月30日

短期的関係か長期的かで、脳の裏切りへの反応が異なる

スタンフォード大学の新たな研究によると「恋愛関係の早い段階で裏切りを経験した場合、人は脳の、慎重に決断を下す部分を使い、自分を欺いた相手を信用し続けるかを考える。その一方、長期的な関係の中で裏切りを経験した場合、自動的・習慣的に決断を下す部分を使い、相手を許そうという働きが出る」そうです。


社会学者のカレン・クック(Karen Cook)のチームはなぜ自分を裏切った相手と仲直りしようとする人がいる一方、裏切りを機に関係を終えようとする人がいるのか、考えました。彼らの仮説は「まだ新しい関係において裏切られた人は相手の反応を意図的に決めるのに対して、長期的な関係において裏切られた人は、相手の信頼できる行動を当たり前だと捉えていて、裏切ったことを例外的だと見る」と仮定しました。これをテストするために実験者はインターネットのアンケート提供会社から参加者を募りました。

参加者はまず8ドル与えられます。それをキープしてもいいし、まだ会ったことのないパートナーに上げても良い、という選択肢が与えられます。もしパートナーにあげた場合、パートナーは3倍(この場合24ドル)を受け取ることができます。そしてパートナーはそこで、24ドルをキープすることもできるし、相手に半分、この場合だと12ドルを返すこともできる、という選択肢が与えられます。そういった説明を参加者にしておきます。

しかし、実際にはパートナーはコンピュータで、コンビを組んですぐに裏切ることもあるし、組んでからしばらくしてから裏切ることもあります。

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実験結果はどうなったか?

初期段階で裏切りを経験した参加者は後々裏切りを経験した参加者と比べてお金を自分の手元にキープするという選択肢を選ぶ傾向が強いという結果が出ました。実験チームは同じ実験を実験室で行い、参加者の脳の動きをfMRIで観察しました。

意識的な学習、計画、そして問題解決に関わる「前帯状皮質」と不安定な感情に関係する「側面前頭前皮質」が初期段階の裏切りの後、活発になるという反応。これに対して、しばらく関係性を持ってからの裏切りに対しては習慣的な決断を下す機能のある側面側頭皮質が活発になることがわかりました。

早い段階の裏切りを経験した参加者は自分のお金をその後、自分の手元にキープする傾向を見せ、キープか相手にあげるかの判断により時間を取りました。つまり、後々に裏切りを経験する場合と比べて、より意識的な思考を使っていることを示唆します。

実験者は今後も研究を進め、裏切りにあった被害者が、何度も相手を許してしまうケースでなぜそのような心理が働くのか、それを解明できればと思っているそうです。

※リサーチやアンケートには国内No. 1アンケートツール、クエスタントがオススメです。僕も使っていますが、大量メール機能もあり非常に実践的です。無料版だけでもかなり使えます。


参照
http://psychcentral.com/news/2013/09/07/brain-reacts-differently-to-betrayal-in-short-term-long-term-relationships/59277.html
posted by ヤス at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カップル・夫婦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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