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2014年08月19日

バイリンガルであることは頭の柔軟性を高める

ペンシルベニア州立大学の研究者らが調査したところによるとバイリンガルは言語をスイッチする習慣があるので頭の柔軟性が高いという結果が出たそうです。

実験の中心者、心理言語学者のジュディス・F・クロール(Judith F. Kroll)博士は「かつてバイリンガルは脳に悪影響だとされていたが、最近の研究では、バイリンガルは悪いものではなく、良いものだという結果が報告されている。言語を切り替えることで、メンタルマッスルが鍛えられ、脳の実行機能が高められる」と述べています。

流暢なバイリンガルは、両言語が常にアクティブ状態にあり、それは言語が意識的に使われていようがいまいが、両言語が常にアクティブ状態なんだそうです。これを裏付けるのが今回の実験でした。

今回の実験には27人のスペイン語・英語のバイリンガルが参加しました。彼らは2行おきにスペイン語と英語で、書かれた記事、全512文を読みます。

この記事には赤で書かれた単語が複数あり、読み進んで、その単語の所に来れば、声に出してできるだけ正確に発音します。赤字の単語の半数が、スペルと発音がほぼ同じで、同じ意味を示す単語(Cognate = 同語族)です。

実験者の一人、大学院生のジェイソン・ガリファー(Jason Gullifer)が言うには「同語族の言葉は、そうでない言葉よりも素早く処理されて、これは両言語が同時に活動できるからだ」と考えられているそうです。

この実験に引き続き、第二の実験が行われました。今度は参加者は2言語同時に書かれた記事ではなく、1言語ずつ別々の記事を渡されます。

赤字を発音する正確さはどうだったか?

第一の実験と同じような結果が出たそうです。つまり、バイリンガルにとって言葉がどう並べられているかは、脳の言語処理プロセスに影響しない、従って、状況によって言葉が選ばれるのではなく、彼らの頭の中では常に両言語がアクティブに活動しているという結果になったそうです。このことから「頭の柔軟性が高い」と結論付けられたそうです。

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参照
http://psychcentral.com/news/2013/09/11/bilingual-speakers-develop-mental-flexibility/59404.html
posted by ヤス at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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