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2014年11月14日

「愛ホルモン」の効果は男女で異なる

新たな研究では、社交的状況で男女の関心事項が異なるという物理的証拠が出されました。

ハイファ大学(University of Haifa)の実験では「愛ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの影響が男女によって異なり、男性の場合は競争が激しい関係性を勝ち取る事につながり、女性の場合は他者とつながり合う事につながるということがわかりました。


「この結果は過去の男女の違いを社会学的な側面から調べたものと一致する。女性はより社交的になり、男性は自分の地位を高めるべく、競争的になる」と実験の中心者、シモネ・シャメイ・ツーリ博士(Simone Shamay-Tsoory)は言います。

オキシトシンは社会状況の様々な場面で分泌されます。恋に落ちた時、オーガズムを感じた時、出産時、授乳時など。過去の実験では、ネガティブな会話ややり取り(嫉妬など)からもホルモンは放出されることがわかっています。


この実験ではオキシトシンが社交的な会話ややり取りをどのように感じさせるのか、男女別々に調べました。

62人の男女20〜37歳の参加者を集め、半数はオキシトシンを摂取され、半数はプラシーボを摂取します。1週間後、オキシトシンを受けた人はプラシーボを、プラシーボを受けた人は、オキシトシンを受けます。

その後、彼らは様々な会話のビデオを見ます。そしてビデオでの会話を分析してもらいます。その分析結果を、実験者はつながり、親近感、競争といった観点で評価します。

参加者はビデオに映る人のジェスチャー、ボディランゲージ、顔の表情を基に会話分析をします。結果、オキシトシンは全参加者の会話分析力を高めるという数値が出ました。

そして実験者はこれを性別で考えた時にオキシトシン摂取後、男性は競争という要素を見抜く力が高まり、女性はつながりという要素を見抜く力が高まっていました。

驚くべきことに、男女ともに愛ホルモンは親近感を見抜く力には影響しなかったのです。実験記事では、「2者間の親近感はそれだけ見抜くのに複雑な要素なのだ」と記しています。

「今回の社会的行動の実験結果は文化的な背景だけではなくホルモンといった極めて肉体的な要素も男女の違いを作り出していることを支持する形となった」と研究者は述べています。




参照
http://psychcentral.com/news/2013/08/01/effects-of-love-hormone-differ-between-genders/57861.html
posted by ヤス at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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