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2014年08月09日

プロゴルファーに催眠を使いパフォーマンスアップ

イギリスの研究者ジョン・ペイツ(John Pates)教授がプロゴルファーに対して催眠のもたらす効果を計測しました。効果については「フロー状態をどれだけ誘発できたか」また「ゴルフのスコアはどうなったか」という指標を使い、シニア・ヨーロピアン・ツアーの11大会において計測しました。

パフォーマンスとフロー状態はシングル・サブジェクト・デザインを使って、また参加者の内的な経験を知るためにアンケートも用意しました。

ここでフロー状態を測るのは、これまでペイツがした催眠に関する実験の全参加者がフロー状態の増加、そしてパフォーマンス発揮の向上を感じていたからです。

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フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)
スポーツの至高体験(ピークエクスペリエンス・ゾーン・フロー)
フロー体験入門―楽しみと創造の心理学

催眠は3部構成です。

1つ目がリラクゼーション。参加者は15分間、体の各部分を緊張させてから、緩めます(段階的筋弛緩法)。また同時に、リラックスできる環境をイメージさせ、更にリラクゼーションを促します。

2つ目は催眠を深める。これは催眠の大家、ミルトン・エリクソンのテクニックである階段誘導を使います。

3つ目がアンカリング。選手がベストプレーをした経験と何らかの五感情報を結び付けます。そして、今後自分がほしい時にベストプレーの状態がまた得ることができると暗示して、最後は階段を上がるイメージで、元の状態に戻ってきます。

参加者はこの催眠セッション(およそ40分)を受け、その後、この録音したものを毎日、一週間にかけて聞きます。これを第8大会と第9大会の間に受け、その前後でプレーの違いを観察します。

その結果どうなったか。

催眠を受ける前はスコア平均が72.8だったのに対し、催眠後は68.6と向上。またフロースコアも119.3から151.6と大きな向上を見せました。

またこの選手の実験後の話を聞いても「より今に集中できるようになった」「また悪いショットがあっても、それがベストな状態につながっていると感じれたり、自分を第三者視点で見ているような感じがした」などの感想が聞けたそうです。

参加者は実験に非常に満足し、その3週間後、初めてヨーロピアン・シニアの大会で優勝したそうです。

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誰でもすぐできる 催眠術の教科書 (光文社新書)





参照
"The Effects of Hypnosis on an Elite Senior European Tour Golfer: A Single-Subject Design"
posted by ヤス at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 催眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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