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2015年01月13日

罪悪感は本当に重いのか?

新たな研究では罪悪感という感情がどのように体に現れるのかが調べられました。罪悪感については「罪悪感を背負う」であるとか「罪悪感に押さえられる」といったような表現で使われたりします。これらは単なる言語表現なのか、それとも体に影響しているのか?


プリンストン大学のマーティン・デイ博士(Martin Day)とウォータールー大学のラモナ・ボボセル博士(Ramona Bobocel)はこういった質問に答えるためにいくつかの実験結果を紹介しました。そこで彼らは罪悪感という感情は実際に体の感覚として現れると結論付けました。

体現認知は近年よく注目されている心理学の分野で私たちの思考や感情がどう体と影響しているかを考える分野です。罪悪感はそういった意味で、私たちの道徳的行動をコントロールするので、非常に大事な感情だと言えます。罪悪感があるから、過ちを修正したり、将来の間違った行動を避けることができます。

罪悪感は不快感の1つであり、張りつめた感情や後悔の感情と関連しているとわかっています。しかし、罪悪感の体にもたらす影響についてはあまり調べられていません。

罪悪感と体感覚の影響を調べるために実験者は参加してくれた生徒や一般の人たちに非道徳的な行動をした時のことを尋ねました。参加者は嘘をついたり、騙したりした時のことを挙げました。そして、その時に自分の体の感覚が普段よりもどう違ったかを尋ねました。

そしてその感覚は他のグループと比べられました。道徳的に正しいことを思い出すグループ、他人の非道徳な行動を見たことを思い出すグループ、そして、記憶を思い出さないグループ。

結果を見ると、自分の非道徳的な行動を思い出したグループが最も体感覚を重く感じていると答えていたのです。またこういった体が重たく感じる感覚は他のネガティブな感情(悲しみや嫌悪感など)には見られず、罪悪感だけに見られたそうです。また、「重要感」といった感覚も重さを増す感じがすると言われますが、実験によるとそういった結果は出なかったそうです。

デイとボボセルは今後も罪悪感の本質について研究していきたいと述べています。

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参照
http://psychcentral.com/news/2013/10/09/can-guilt-literally-weigh-us-down/60514.html
posted by ヤス at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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