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2014年11月06日

遺伝子が夫婦関係満足度に影響する

新たな研究では、伴侶の感情や結婚生活満足度を感じることは遺伝子レベルで起きているかもしれないという結果が出ました。

カリフォルニア大学バークレー校とノースウェスタン大学の研究者らはセロトニン制御に関する遺伝子が自分の感情がカップル関係に影響する度合いを推測する要因となると述べています。


この実験は遺伝子学、感情、そして結婚生活の満足度をつなぎあわせる初めての実験となりました。

実験の中心者、ロバート・レビンソン博士(Robert Levenson)「なぜ夫婦は相手の気持ちであるとか、夫婦関係に存ずる主要な感情に気付くことができるのか、これを突き止めるのが今回の実験目的である。」

実験では、結婚生活の充実度と対立遺伝子、5-HTTLPRに焦点を当てました。全ての人間が親からこの遺伝子のコピーを譲り受けます。

実験参加者の中で2つの短い5-HTTLPR対立遺伝子を持つ人は、結婚満足度が感情によって大きく上下する。つまり、怒りや憎みといったネガティブな感情があるとき結婚生活で最も不幸せを感じていて、ユーモアや愛情といったポジティブな感情があるとき最も幸せを感じる、という結果が出ました。しかし、長い対立遺伝子を1つか2つ持つ人は結婚生活の満足度が感情に影響される度合いが少なかったのです。

20年以上、150組のカップルを研究してきたレビンソンは感情が非常に大事な要因だと言います。


もう一人の実験の中心者、クラウディア・ハース(Claudia Haase)いわく「2つの短い対立遺伝子を持つ人は温室花のようなもので、気候が良い時はきれいな花を大きく咲かせ、気候が悪い時はしぼんでいく。逆に、長い対立遺伝子を持つ人は感情気候に、結婚満足度があまり影響しない。どちらが良い、悪いではなく、どちらにも長所と短所がある」と言います。

実験の参加者は156組の中年以上のカップルで、レビンソンが1989年から研究をしてきたカップルです。彼らは5年ごとにバークレー校に来て、結婚満足度を報告し、会話をして、それを研究者が分析します。そして近年、125人がDNAサンプルを提出し、結婚満足度と遺伝子レベルでの関係性を調べました。


2つの短い対立遺伝子を持つ人は全体の17%にあたり、彼らの感情と結婚満足度に強い関係性が見られました。

それに反して、1つか2つ長い対立遺伝子を持つ人は全体の83%で、彼らの感情と満足度には、弱い(もしくは無)関係しか見られませんでした。遺伝子、感情、そして満足度の関係性は特に老齢の参加者に大きかったそうです。

レビンソンの推測では「人生の終わりに近づくと、子供が成熟するように、私たちは自分の遺伝子がもたらす影響により繊細になるのかもしれない」と述べています。




参照
http://psychcentral.com/news/2013/10/10/feeling-spouses-emotions-may-be-hardwired/60547.html
posted by ヤス at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | カップル・夫婦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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