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2015年01月13日

見せ掛けの自信がもたらす結果

私たちはよく自分の力を過剰評価したり、自信をかもし出す他人の力を過剰評価したりします。自信満々のアスリートは秀でていると考えて正しいのでしょうか?自信を持って話すセールスマンは自分が話していることを十分に理解しているのでしょうか?


こういった時「多くの場合が見せ掛けの自信ではないか」と研究者ジェイミー・ヘイル(Jamie Hale)は言います。

自信はその人が持つ記憶力、知識、技術や能力がたくさんあることの証拠であると考えられます。しかししばしば自信は見せかけであったり、能力を反映しなかったりします。こういった上辺だけの自信は「認識不合理」平たい言葉で言うと「幻想」へと人を追いやります。

2009年、チャブリスとシモンズ(Chabris & Simons)の論文では「自信幻想は2つの面を持つ。1つは自分の性質、特に他人と関連する性質を過大評価させる。2つ目は、他人が見せる自信が、彼らの能力や知識、記憶力の正しさと一致するものだと解釈させる」と述べています。

チャブリスとシモンズの実験では、グループの意思決定プロセスの実験で参加者はグループに分けられそこで大事な決断を下します。たいていの場合、ある人が他の人と比べて強い意見を持ちます。この自信のある人は、リーダーの立場を与えられ答えを知る人としてグループにみなされます。自信や意見を持つことは性格特徴であって能力の表れではないことが多いです。

グループ内で強い意見を持つ人をリーダーだとみなして下される決断は何らかのしっかりした考えや判断を伴っていることが少ないです。その代わり、こういった決断はグループ心理やキャラによって下されたもので、根拠のある決断とは言えません。

グループリーダーはしばしば能力の現れではなく、性格によってリーダーの座に座ります。そういった人はよく自信をかもし出していて周りの人は、この人は絶対的な知識や能力があるんだと思い込んでしまいます。

裁判において目撃者の自信度合いが重視されすぎるケースが少なくありません。心理学者の分析では、目撃証言はあまり当てにならないことがわかっています。

チャブリスとシモンズによると「目撃者が自信あるといって述べたことは後でDNA鑑定でウソだとわかったケースの75%において主な間違いの理由になっている」と報告されています。

ヘイルは「自信は重要だが、正確な実力把握も同じくらい重要であり、現代社会は、見せかけの自信によってもたらされた残念な例(無実の人が有罪とされたり、運転に自信があるからと運転中にメールをしたり、自信あるセールスマンからニーズと異なる製品を買ったり、症状には適さないのに医者の薦める治療法を信じたり等)であふれている」と述べています。

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参照
http://psychcentral.com/blog/archives/2011/06/29/the-illusion-of-confidence/
posted by ヤス at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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