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2013年11月18日

ウェブデベロッパーをマネジメントする。3つのモチベーション

ウェブデベロッパーであり、ITコンサルタントでもあるベン・ノースロプ(Ben Northrop)がウェブデベロッパーの3つのモチベーションについて書きました。

どういったモチベーションでプログラミングを書いているか、これによってその人の意思決定やコミュニケーション、どういったコードを多用するか、どのように課題に取り組むかということが予測しやすくなるそうです。

3つのモチベーションにはビジネスモチベーション、問題モチベーション、技術モチベーションがあり、三角形の図で表しています。それぞれのモチベーション度合いが大きいほど三角形の面積が大きくなり、その分、モチベーションが高いことを意味します。もちろん、どの指標も低く、面積の少ない三角形を持つ人はあまりデベロッパーとして、モチベーションが高くない人、となります。

ノースロプいわく、「3つの内、どれが主要かを見極めることが重要だ」とのことです。


1.ビジネスモチベーション

顧客のために物事をこなしていこうという欲求が高い。こういったデベロッパーは、あまりビジネスサイドに質問を投げかけずに機能的にすばやく仕事をこなすので、ビジネスサイドの人から気に入られます。

彼らは作業を完結させる自信を持っています。コードを書く際には、彼らは非常に具体的に考えます。彼らは非機能的なものには魅力を感じず、機能的な商品を完結させることに喜びを感じます。

プロジェクトにこういった人は必要で、波を立てずに、物事を完結していきます。


2.技術モチベーション

このタイプの人は新しいことを学ぶことが大好きです。彼らは常に新しいフレームワーク、言語、手段を探していて、あらゆる状況でそれら新しいものを試します。彼らは今流行の技術が何であるかを把握していて、新しいものが出るとそれを試すことに没頭します。

これが悪く作用すると、全システムにリスクがあっても、新しいものを試したがってしまいます。


3.問題モチベーション

どういった技術を使っているか、それがビジネスに価値をもたらしているかということに関わらず、彼らは問題を見つけることに情熱を感じます。

全てはパズルのようで、優秀で、優れた解決策を見出すことを最高の勝利だと考えます。彼らは問題をよりよく解決できるならば、新しい技術を学ぼうとします。

しかし、新しい技術で遊んだりはせず、新しい技術そのものには興味はありません。時に彼らの解決策はかなり優れているものの、その詳細は劣っているケースがあります。


ノースロプは、これが正しい分類ではないが、周りのデベロッパーがどれに当てはまるかを考えることは便利だと言います。どのタイプにも強みと弱みがあり、プロジェクトに異なった形で貢献してくれます。

例えば、プロジェクト初期は技術モチベーションタイプに今、どういった技術がはやっていて、どういった技術がプロジェクトに最も役立つかを考えてもらう。

また、プロジェクトが煮詰まったときにはビジネスモチベーションタイプに介入してもらって作業を進めてもらうことが有効でしょう。

そして、プロジェクトが困難であり、より深く慎重に考えなければいけないとき、問題モチベーションタイプに介入してもらい、状況から一歩はなれてみて、窮地を抜け出す方法を見つけてもらうことが有効でしょう。

このようにチームの各メンバーのモチベーションの源泉を知ることで、チームマネジメントをより効果的にすることが出来ます。




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参照
http://www.bennorthrop.com/Essays/2013/developer-motivation.php
posted by ヤス at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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