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2014年10月06日

物欲が悪い出来事を更に悪化させる

物質主義やどん欲が健康にもたらすネガティブな効果が明確になる中、新たな研究は、そういった心の構造が更に悪い結果を引き起こすと報告しています。イリノイ大学のアリック・リンドフレイシュ教授(Aric Rindfleisch)らが物質主義はトラウマ的な出来事を増幅させる可能性があると述べています。


「物質主義な人は悪い出来事が起きた時、そこから回復するのに物質主義でない人と比べて時間がかかり、また物質主義的な価値観のために関係のない出来事からも悪い影響を受けやすくなる。つまり、物質主義は掛け算効果がある。消費者リードの経済では非常に面白い発見だ」と教授はいいます。

リンドフレイシュらの研究チームはアメリカとイスラエルでトラウマ的なストレスとそれに伴う消費といった経験について調べました。

テロリストの脅威に直面したとき、イスラエルの物質主義者は非物質主義者と比べて高いレベルのストレスと衝動的な消費を示しました。

物質主義者は悪い出来事に対して物質主義的に解決するようです。

イスラエルの物質主義者は高いストレスがかかると、衝動的な消費をすることでそのストレスに対処しようとする。アメリカでこういった効果がみられると物質主義者が低い自尊心を持っている証拠だと考えられ、それはストレス処理能力を下げるものだ、と研究記事は書いています。


アメリカで同じ実験を再現するために参加者に死に対する不安度を答えてもらいました。ここで高い不安度を示した人たちはイスラエルでテロ攻撃を恐れている人たちと非常に似た反応を示しました。

つまり、アメリカとイスラエル、どちらの状況においても物質主義者は衝動的な消費によってストレスに対処するのです。

「ある意味、物質主義は自分が感じる不安定さに対する反応である。私たちの研究を幅広くみれば、物質主義は存在的不安感といえる。私たちは皆、死の存在を気づいていて、それに焦点を当てる事は、力を衰弱させる。」

そして、トラウマ的な経験はテロ関係の出来事だけに限らないとリンドフレイシュは言います。深刻な病気、交通事故など高いストレスのかかる出来事もそうであり、こういった出来事が自分に対する不安感を増加させるそうです。

リンドフレイシュはクリスマスなど買い物が増える前に、知る価値のある情報だと言います。

「ストレスを抱えると一部の人は買い物をしてそれに対処する。買い物によるセラピー効果はあるがそれは長続きしない。だから、文化的に根ざした処理メカニズムが必要だ」とリンドフレイシュは述べています。


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参照
http://psychcentral.com/news/2013/11/27/greed-makes-bad-events-worse/62582.html
posted by ヤス at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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