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2015年03月15日

頭への衝撃は脳震盪がなくても脳変化に影響


接触の多いスポーツにおいて頭部に何度も衝撃を受けることは例え脳震盪にならなくても、脳内の白色物質に影響し、認知能力に影響する、と新たな研究が伝えています。




インディアナ大学とダートマス大学の研究者がMRIを使って学生アスリート、アメフト選手とホッケー選手(衝撃スポーツ)の脳と接触があまりないスポーツ選手の脳をそれぞれ1シーズンに渡って調べました。白色物質は神経間の神経信号をやりとりする長い繊維、軸索突起によって主にできています。

「頭を打った回数と衝撃の強さは白色物質の変形と比例している。衝撃スポーツのアスリートの一部はシーズン後の学習と記憶テストにおいて予想よりも低い点数を取り、このグループの白色物質の変化は予想よりも大きいものになっていた。今回の実験では脳震盪を経験したかに関わらず脳への衝撃の回数と大きさが脳にどう影響するかを調べるべきだ、ということが提案されている」と研究中心者、トーマス・マカリスター博士(Thomas McAllister)は述べています。

今回の実験ではダートマス大学の衝撃スポーツ選手80人と陸上競技、ボートクルー、ノルディックスキーといった非衝撃スポーツ選手79人が比べられました。




衝撃スポーツの選手はヘルメットに計測器をつけこれによって衝撃の回数と大きさを調べました。脳震盪を経験した選手は研究対象から外しました。

研究者は「拡散テンソル画像」という方法で選手の白色物質の状態を調べ「カリフォルニア言語的学習テスト2」を使って選手の言語的学習と記憶を調べました。

実験結果では斬新な違いというのは見つかりませんでしたが、何人かの選手は脳震盪を起こしていないが繰り返される衝撃で脳が変形していることがあり、更なる研究でどのようにこういった選手を見つけるか調べる必要があります。また、こういった変化が長期的に見てどのように変化して行くのか、更なる研究が必要だと結論付けています。

※実験やアンケート調査にクエスタントがオススメです。無料版だけでもかなり使えます。


参照
http://psychcentral.com/news/2013/12/15/repeated-blows-to-the-head-during-sports-linked-to-brain-changes/63316.html
posted by ヤス at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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