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2014年03月12日

2−3.卓越した結果をモデリング

世界を揺るがす人はしばしばモデリングのプロである。つまり他人の経験から学んだり、学べる全ての事柄を学ぶ技術を身につけた人である。

彼らは、誰もが充分に持っていないものの節約法を知っている。充分に持っていないもの、つまり、時間のことである。

実際、ニューヨークタイムズのトップ10のリストを見ると、必ず何かをより効果的に行う方法についての本がある。ドラッカーの”Innovation and Entrepreneurship”(訳本『イノベーションと企業家精神』)では、どのように優れた起業家や革命家になるかが書かれてある。革命は特別で、そして慎重なプロセスによってなされると明記してある。

起業家になるために、奇跡的で不思議なことを起こす必要はない。遺伝的なものでもない。そこには一定の法則がった。こういったもの、どこかで聞いた言葉ではないだろうか?

ドラッカーは自らのモデリングのスキルを生かし、現代のビジネス実業家を見続けた。

ケネス・ブランチャードとスペンサー・ジョンソンの書いた”The One Minute Manager”(訳本『1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!』)はコミュニケーションのモデリングで、効果的かつシンプルなマネジメント法について書かれてある。

トーム・ピーターズとロバート・ウォーターマン Jr.が 書いた”In Search of Excellence”(訳本『エクセレント・カンパニー』)は明らかにアメリカの成功企業のモデリングの本である。

リチャード・バックの”The Bridge Across Forever”(訳本『翼にのったソウルメイト』)は人間関係を新しい観点で捉えさせてくれる。

他にもたくさんある。この今読んでいる文章もそうである。読者全員がずば抜けた結果を出せるように、いかに心を、体を、そして他人とのコミュニケーションをコントロールしていくのか、 一連のモデルについて書かれている。

しかし、私(アンソニー)のゴールはあなたたちがこのようなことを学ぶというだけではない。その上を行ってもらいたい。あなた独自のモデルを作っていただくということである。

犬の振る舞いや行動を改善するようを教えられるように、人間にも同じことができる。しかし、私があなたに学んで欲しいのは、その過程、構造、そして法則である。そうすれば、あなたはどこでも卓越した結果を複製することができる

私はあなたに最も効果のあるNLPを紹介したい。しかしながら、あなたにはNLP学習者以上になっていただきたい。モデラーになってほしい。

卓越した結果を理解し、それを自らも起こす。常に行き詰らず、最高の結果を出す技術を追い求め、どれか一つのパターンやシステムに没頭し、自分が求める結果を出す新しく効果的な方法を探し続けて欲しい。

卓越した結果を生み出すために、あなたは探偵や調査員になるべきだ。「何が卓越した結 果を生み出すか」について多くの問いを投げかけ、全ての答えを突き詰める。

以前私はアメリカ軍の最高の射撃家に、より良く撃つ方法を教えたことがある。空手家が何を思い、何をするかを観察し、空手家のスキルを学んだこともある。また、オリンピック選手やプロのアスリートのパフォーマンスを改善したこともある。

私はそういった事をいかに成し遂げたか。それは、彼らが最も偉大な結果を出した時、彼らが何をしたのかを正確に思い出させ、それをモデリングさせ、その後、いつでも望む時にその状態になれる方法を教えたのだ。

他人の成功から学んでいくのは、多くの学習において基本的な一面だと言える。技術の世界で言えば、工学やコンピュータデザインでの全ての進歩は、昔の発見やひらめきからもたらされた。ビジネス界では、過去から学ばず、最新の情報を扱わない会社は滅びる

しかし人間の行動の世界というのは、昔からの理論と情報で操作され続けている数少ない分野である。私たちの多くはまだ、脳をどう動かすか、そしてどう行動するかにおいて19世紀モデルを使っている。

「落胆」というラベルを頭の中である出来事に貼ると、何が起きるか?私たちは落胆する。これは事実なのだが、それら「落胆」などの言葉は自己予言となるのだ。

私はここで、あなたが望む質の高い人生を創造するための、簡単に習得できる技術を教えたいと思っている。

バンドラーとグリンダーは卓越した結果を複製するには3つの基礎的な原料が要ると言う。それらはあなたが生む結果と最も直接的に影響する、脳と体の動きに関する3つの要素である。それらは最高の宴会場へと通ずる3つのドアだ思ってほしい。

最初のドアはその人の信念システム(信念の構造)である。その人が何が可能で、何が不可能であると信じている事は、たいていの場合、その人が本当にできること、できないことを決定する。

古くこういう言葉があった。「あなたが可能であると信じれば、できる。そして、あなたが不可能だと信じても、あなたはそれに沿う答えを得るだろう」。

あなたが不可能だと信じると、神経システムに実現力を下げるメッセージを送ることになる。反対に、神経システムに可能だというメッセージを送り続けると、望みを実現するよう脳に信号が行き届き、それを可能にするドアが開く。つまり、ある人の信念システムをモデルすると、その人のように行動するようになり、同じような結果に辿り着ける。信念について後に詳しく書いていく。

第二のドアは、考える順番(メンタルシンタックス)である。電話番号が7桁だとすると、それらを順番通りに押さないと思った相手に電話をかけられない。同じことは脳と神経システムについても言える。

決まった順番通りに信号を送るから、望んでいる結果を最も効率よく得る事ができる。コミュニケーションにおいても同じである。多くの人がうまくコミュニケーションを取れない理由は彼らが違うコードを持っていて、違う順番を持っているからだ。

コードを解読し、最高の質をモデリングするにはこの第二のドアを通らなければならない。考える順番についても後に詳しく書いていく。

第三のドアは体の使い方。心と体は大きく関係している。体の使い方、つまり呼吸、姿勢、表情、その他の動きは実のところあなたの状態を左右する。そして、状態があなたが取りうる行動の選択肢を決める。体の使い方について、詳しくは後述する。

実際のところ、私たちは常にモデリングをしている。子供が話す事を覚えるのもそうだし、スポーツでも若手選手が先輩の選手から技術を学ぶのもそうだし、ビジネスでもそういった事は多々ある。

ビジネス界でのシンプルなモデリングの例を挙げると、多くのお金を生み出す一つの方法は、「ラグ」と私が呼ぶもの。もしデトロイトでチョコレートチップが売れたのなら、同じことはダラスでも起きる。

多くのビジネスマンが成功するためにすることは、ある場所でうまくいき、ラグが切れてしまうまでに、それがどの場所でもうまくいくものを見つけることである。結果を出したシステムを他で複製したり、改善して複製することである。これをする人は成功を収めている。



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参照

Unlimited Power: The New Science Of Personal Achievement


posted by ヤス at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | NLP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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