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2014年06月21日

不満は寿命を縮める

コペンハーゲン大学のリッケ・ルンド博士(Dr. Rikke Lund)らの研究によると、不満を言う癖のある妻と一緒に暮らすストレスから来る健康症状によってその夫が死ぬ確率は、そうでない夫の3倍に昇るそうです。

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この研究記事で「不満」とは「一方が何度もリクエストをし、もう一方がそれを無視し、結果両者ともにますますイライラするやり取り」だと定義されています。

ルンドは「妻の不安や要求にさらされる男性は、より高い致死率があり、彼らが焦点の的になるべきだと言われているのは非常に興味深い」と述べています。

近年のウォール・ストリート・ジャーナルでエリザベス・バーンステイン(Elizabeth Bernstein)が「専門家曰く『女性はより不満を言う。これは女性が夫婦やカップル関係における問題の初期症状に気付きやすいから。女性が何かをリクエストして反応が得られないと、夫婦・カップル関係において何かがおかしいとより速く気付く』のだそうだ。」と述べています。

不満を言う段階というのは、夫婦・カップル生活論の蜃気楼症候群(Mirage Man Syndrome)における幻滅段階(Disillusionment phase)にあると考えられます。幻滅段階では、男性が最初思っていたような男性ではないと分かる時、思っていたより魅力的でない本当の自己が現れる段階です。

それまで自分の本当の感情を押し殺して、夢にまで見た相手を得る努力をしてきた男性は、この段階でそこまで苦労する必要がないと思い始めます。そして、女性も、思っていた程、理想的ではない男性の部分を見始めます。これはハネムーン段階の次に現れる段階です。幻滅段階では、数少ない共通の趣味、世界観の違い、そして、衝突する性格が深刻になります。そして、体の関わりも少なくなっていきます。

かつては白馬の王子かとまで思った男性が、今ではあらゆる行動に怒りを表してきたり、過去は家事も喜んでやってくれたのが、今では簡単な作業もやってくれない事にだんだんと女性は幻滅感を募らせます。そして、頼んだ事ができていないと言うと、男性はそれに対して更に怒りを募らせます。

アメリカ、デンバー大学のハワード・マークハム教授(Howard Markham)は「夫婦が、不満を言う事の根源について話し合うのではなく、不満に対してケンカをする時、不満は離婚の主要因となり得る」と言います。

しかし蜃気楼男(蜃気楼症候群にある男性の事)は問題の根源について話をできません。セラピスト、マーヴィン・アレン(Marvin Allen)は「蜃気楼症候群において驚くべき事は、妻が求めているのはお金でもなくセックスでもなく、夫なのだ、という事。妻にとっては、夫が毎日16時間働こうが、ベッドで疲れを知らない男であろうが、妻の為に友達との時間や趣味の時間を削ろうが、不十分。妻が夫から求めているのはずばり親密さ。蜃気楼男は彼女を無意識的に寄せ付けなくしている」と書いています。

蜃気楼男はロマンスを永続させるために、自分の本当の気持ちを隠す必要があり、そのためには、少し距離を置かなければならないと思っているのです。これでは長期的な深い関係の構築は不可能です。

家族セラピストのソニヤ・ローズ氏(Sonya Rhodes)曰く、「女性はセックスを健康な関係の自然な結果だと見る。逆に男性は、セックスとお互いの関係性との関連性をあまり見ない。二人の関係状態がまずいと、男性はセックスをしたがりますが、女性はしたがりません」とのこと。


こうなると男性は、女性の言う事を聞かなくなります。そして、女性は、以前は夫は何も言わなくてもしてくれた家事を、いちいち言う必要が出てきます。これが不満が発生するメカニズムです。ここでそういったメッセージが無視されたり、怒りを持って返って来たりすると、彼女は距離を置き始めます。これが積もると、二人の溝は深まります。

こうなると次の段階、危機段階に入ります。ここから再び仲良くなる事は非常に難しいです。この関係が、問題の本質を語られずに続くと、夫は妻の不満と付き合いながら生活するようになります。

そしてそのストレスが健康症状になります。従って、付き合う前の段階で男性に勧められるのは、共通の趣味や目的、近い世界観、合う性格のパートナーを選ぶ事、また付き合った後の段階であれば、そういった違いをお互いにどのように処理するのかをきちんと話し合うという事。不満をためていたのでは、長期的で健康な関係性の構築は難しいと言えます。




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参照
http://www.psychologytoday.com/blog/repairing-relationships/201405/how-relationships-can-turn-literally-unhealthy
posted by ヤス at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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