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2014年08月16日

プレッシャー下では左拳を強く30秒間握りましょう

もしあなたがプレッシャーのかかる場面に立ったら、左手で強く拳を30秒間作ってみてください。ドイツのスポーツ心理学者のグループによると、こうする事で右脳を刺激し、習得して自動的になったパフォーマンスをサポートでき、左脳の活動と意識的な考えがもたらすプレッシャーを抑える事ができると報告されました。

ヤーゲン・ベックマン(Jurgen Beckmann)と同僚研究者たちは、独自の心理介入法を3つの実験で試しました。最初の実験ではセミプロのサッカー選手たちが壁に出来た穴に向かってペナルティーキックをします。まずはプレッシャーのかからない誰も見ていない状況で蹴り、次に多くの観衆の前でプレッシャーをかけて蹴ります。

左手の拳握りは、選手には集中力を高める方法だと紹介します。右手にソフトボールを持ち、30秒間強く握った選手たちは、左脳が刺激され、観衆の前でプレッシャーを感じ、著しくパフォーマンスレベルが下がりました。しかし右手で握った選手たちにはそういった変化は見られませんでした。

次の実験では20人のテコンドー選手のキックコンビネーションで試しました。何も無い状況と、カメラを回してプレッシャーのある状況。右手を強く握った選手たちはプレッシャーのかかる状況でパフォーマンスが著しく下がりました。対照的に、左手を握った選手たちのパフォーマンスは向上しました。

3つ目の実験ではバトミントン選手のサーブで試しました。ここでは3つの状況が用意されました。リラックス状況、第一プレッシャー状況、そして第二プレッシャー状況で拳を強く握る。全ての選手が第一プレッシャー状況でパフォーマンスを下げました。しかし、第二プレッシャー状況で左拳を強く握った選手たちはパフォーマンスを基のレベルに戻し、右拳を強く握った選手はそうなりませんでした。

ベックマンらは、彼らの脳部特定プライミング法(Hemisphere Specific Priming)はアスリートに非常に有効だと述べています。「これまでで開発されたイメージトレーニングや呼吸法、キーワード法に加えて、左拳を握る事はパフォーマンス前のアスリートにとって非常に有効なルーティンとなり得るでしょう」

この実験結果は非常に興味深いものですが、このシンプルな事がこれほどにも大きな結果をもたらすというのは驚きです。結果を分析した統計では、効果量は大と出ました。研究者たちはこの結果の更なる確実性を追求しています。

右脳・左脳に興味がある方は以下の本がオススメです。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)
全脳思考
音読革命―右脳が開花する名文集


参照
http://www.bps-research-digest.blogspot.co.uk/2013/06/simple-fist-squeezing-procedure-helps.html?utm_source=hootsuite&utm_campaign=hootsuite&m=1



posted by ヤス at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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