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2014年09月01日

PTSDの症状:フラッシュバック、悪夢、不快イメージ・感覚

以前、PTSD(Post-traumatic stress disorder 、心的外傷後ストレス障害)の概要を書きましたが、今日はその症状を書きたいと思います。

PTSDの症状は、毎日の生活に大きな支障をもたらし得ます。多くの場合、トラウマ的な出来事が起きた最初の1ヶ月の間に症状が発症すると言われています。しかし、稀なケースでは、数ヶ月後、数年後に発症する事もあります。

症状が軽い段階が長く続き、そして、症状が悪化するというパターンを辿る人もいれば、重度の症状が継続的に発症するパターンも人もいます。PTSDの症状は個人によってバラバラなのですが、大きくわけると以下のようになります。

再体験

再体験は、PTSD症状の中でも最も典型的な物です。患者はフラッシュバック(回想を通しての再体験)や夢、何回も繰り返される不快なイメージや感覚を通して、再体験をします。痛み、発汗、震えといった肉体的反応も含まれます。

患者の中には常に、その経験に対する否定的な考えを持ち、治療の邪魔をするような問いかけをし続ける人もいます。例えば、「なんでこんな事が自分に起きたんだ」「なぜこれをしてこの出来事を阻止しなかったんだ」といった問いかけです。そういった問いかけは罪悪感や恥の感情をもたらし得ます。

回避と感情麻痺

トラウマ的な出来事を思い出させるような事柄を避けるのもPTSDの鍵となる症状です。特定の場所や人を避けたり、その体験に関する話を避けようとする等です。

PTSD患者の多くが、仕事や趣味に没頭する事で、トラウマ出来事を考えないようにします。ある人は何も感じないようにする事で、感情処理をしようとします。この事を「感情麻痺」と言います。感情麻痺をすると、その人は孤立して行き、元々は非常に楽しいと思った活動まで避けるようになります。

過興奮

PTSD患者の中には、常に緊張していて、リラックスするのが難しいという人もいます。彼らは常に恐怖を感じていて、ぴりぴりしています。こういった心の状態を「過興奮」と言います。過興奮はしばしばイライラ、怒りの爆発、不眠症、集中難につながります。

その他の問題

その他、PTSD患者は、うつ、緊張、恐怖、薬物・アルコール乱用、頭痛、めまい、胸痛、胃痛等といった症状を伴う事もあります。その他、仕事に悪影響したり、家族内の人間関係に悪影響したりります。

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子供のPTSD

子供もPTSDだと診断される事があります。その際、大人と同じように、睡眠障害や悪夢といった症状が現れます。かつては好きだった活動を楽しめなくなったり、頭痛や胃痛といった身体的症状を患う事もあります。

しかし、子供にだけよく現れる症状として、おねしょ、親や保護者と一緒に居ないと過度の不安を体感する、遊んでいる時にトラウマ出来事を再体験する、等というものがあります。

いつ専門家に相談すべきか

トラウマ的な出来事の後に、不快で惑わしい考えを抱く事は、当たり前だと言えます。しかし、多くの場合、症状は数週間で改善されます。

医者や専門家の治療を受けるのは、トラウマ的な出来事から4週間たっても症状が治まらない場合、又は、症状が重く、日常生活もままならない場合だと言われています。

医者や専門家と話す時は、できるだけ症状の詳細まで正確に伝えるようにしましょう。典型的な質問としては、トラウマ的な出来事はいつ起きたのか、フラッシュバックや悪夢は経験するか、といった事です。

それらを基に医者や専門家は適切な治療法を提案します。

PTSDに関して興味がある方は以下がオススメです。
PTSDとトラウマのすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
心のケア――阪神・淡路大震災から東北へ (講談社現代新書)
もう独りにしないで:解離を背景にもつ精神科医の摂食障害からの回復


参照
http://www.nhs.uk/Conditions/Post-traumatic-stress-disorder/Pages/Symptoms.aspx
posted by ヤス at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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