【心の理屈メルマガ】登録はこちらから!

2015年03月11日

イギリスも高齢化社会(16%が65歳以上)認知症のケア必須

日本でもそうですが、イギリスでも時代が進むにつれて心の問題の重要性が問われてきています。先日(3月4日)、マンチェスターで行われたメンタルヘルスの協議会に出席してきました。そこでの学びをまとめていこうと思います。

テーマの一つが体の病気と心の病気を統合したケアをしようという事でした。というのもこの2つは多くの場合併発しているからです。例えば、集中治療室(intensive care unit, ICU)の75%の患者は心理的なサポートも必要としていますが、そういったサポートは現状では含まれていません。

参照PDF
http://www.nhsiq.nhs.uk/media/2554811/better_outcomes__better_value_event_report.pdf


またイギリス内で460万人が、長期的な体の病気と心の病気を共に持っているそうです。イギリス政府の計算では、長期的な体の病気の治療に使われる費用の8分の1(80億〜130億ポンド、つまり、1.5兆〜2.4兆円)は毎年メンタルヘルスのケアができていない為に費やされていると考えられるそうです。こういった患者にメンタルヘルスの治療も提供する事で、こういった費用の多くをカットする事ができます。

参照PDF
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/216870/No-Health-Without-Mental-Health-Implementation-Framework-Report-accessible-version.pdf




また、日本と同様、高齢化する社会もテーマの一つとなりました。イギリスの人口はおよそ6300万人。このうち1000万人は65歳以上です。20年後の2035年にはこの数字は1550万人におよび、35年後の2050年には1900万人になると予想されています。

日本の高齢化具合はと言うと、2013年の段階で国民のおよそ4分の1が65歳以上です。総人口1億3000万人に対して、3200万人が65歳以上*。将来予想は、少子化により総人口が減る事も手伝って、2035年に高齢者率が33%、2060年には40%になると予想されています**。

参照
*http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2014/gaiyou/s1_1.html
**http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/s1_1_1_02.html


高齢者が増えてくるとその分、高齢者に関する病気も増えてきます。中でも患者数が多く、治療費が非常にかかるものが認知症です。日本の場合、現在、高齢者の6人に1人が認知症を患っていると言われています(約500万人)。イギリスの場合は、高齢者の8%、つまり80万人。




認知症に対して様々な治療法が研究されていますが、メンタルヘルスの観点から言うと、興味深い事に認知症患者の半数がうつ病を併発しているそうです。うつ病に対して現在最も効果があるとされている心理手法はCBT(認知行動療法)です。

うつ・不眠でお悩みなら。全く新しいサプリ【セロトアルファ】


僕が担当するプログラムの一つもCBTに関するものですが、こういったプログラムをより役立ててもらえたらなあと思います。

posted by ヤス at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック