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2015年03月20日

爪噛みの根底には完璧主義気質あり

モントリオール大学の新たな研究によると爪を噛んだり、髪の毛をいじったりする事と性格には関係性があると報告されました。気が短い人やすぐに飽きてしまう人は、このような反復的な体を巻き込む行動(爪を噛んだり、皮を裂いたり、まつ毛を抜くなど)をしてしまうんだそうです。今回の研究記事ではこういった行動の根底には完璧主義があると述べています。


この研究の中心者、キーロン・オコーナー博士は「彼らはしないといけない事を普通のペースでする事ができない。従って、目標達成が難しい状況になるとイライラしやすく、辛抱がきかず、不満を感じる傾向がある。また、退屈さも非常に感じる傾向がある」と述べています。

今回の実験では48人の参加者を集め、半分はこういった行動をする人、半分はしない人を集めました。そして、退屈さ、怒り、罪悪感、イライラ、不安といった感情をどの程度感じるのかを調査しました。その後、参加者はこれらの感情のうち、特定のものを刺激する状況に置かれます。例えば、退屈さを刺激するケースでは、参加者は何もない部屋に一人にされて、6分間何もせずに待たされます。


もしあなたが爪を噛むのであれば、あまり心配する必要はないでしょう。研究者の見解では、爪噛みは、何もない状況で、エネルギーをより生産的に使うという短期的な目的を満たしてくれると述べています。

「こういった行動のポジティブな効果は、刺激を与え、感情コントロールをしてくれる事である。こういった行動の原因となるのは大抵の場合、イライラだと考えられていて、だから、何らかの建設的な行動を選択する」とオコーナー。

しかしこういった癖が日常生活の邪魔をするようであれば、障害という事になります。女優のオリヴィア・マンはまつ毛を抜く事を止められない抜毛症(トリコチロマニー)という不安障害に悩まされていて、その事を、痛くはないが、非常に腹立たしい癖だと言っていました。


ではこの症状をどうやって克服するのか?現在では2つの方法が勧められています。その癖の代替となるような行動を見つけて、代替してしまう方法が1つ。もう1つが、その根底にある完璧主義やネガティブ信念などにアプローチする方法。これらが有効だと考えられています。


参照
http://www.huffingtonpost.com/2015/03/13/nail-biting-nervous-habits_n_6854152.html
posted by ヤス at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学実験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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