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2015年07月06日

カウンセリング心理学と臨床心理学の違い

カウンセリング心理学と臨床心理学は非常に似た教科です。しかしここにはいくつかの違いがあります。これを見ていきましょう。






その歴史

まずは歴史を見ていきましょう。それぞれの心理学のトレーニングがどのように発展していったかを理解しましょう。どちらもカウンセリングと心理療法に焦点を当てています「臨床」の英語”clinical”とはギリシャ語の”kline”、つまり、「ベッド」から来ています。歴史的に臨床心理学は患者をベッドに置いて、その横で提供されました。一方でカウンセリング”counselling”という言葉は、ラテン語の”consulere”、つまり、「アドバイスする」という言葉から来ています。

つまり、臨床心理学は心の障害について考え、カウンセリング心理学はアドバイスを提供する事に焦点を当てます。しかし時を経るにつれ、こういった境界線はだんだんと曖昧なものになっていきます。そして、今日、この違いを見つけるのが非常に困難になっています。

100年程前の段階では、心理的な科学は現実世界の心の病気や学習障害に対して応用されました。この時から心療内科といった施設ができ始めました。そして、以前までは精神科医しか提供できなかった心理療法を、臨床心理学者も提供できるようになりました。

では具体的に違いはどういったものがあるのか?5つ挙げられます。


⒈ 彼らがする仕事

カウンセリング心理学者は比較的心の状態が健康で、心の病気が少ない人を対象とする事が多いです臨床心理学者は強度の心の病気を持つ人を対象とする事が多いです。カウンセリング心理学者はより職業的なアセスメントに関わり、臨床心理学はその人の心の病気が生活全体にどう関わるかというアセスメントに関わります。


⒉ 理論の志向

最近の研究で言われている事は、どちらの教科でも使う理論は大きく似ているという事。しかし、臨床心理学では心理分析や行動面での問題について主に勉強しカウンセリング心理学では人本主義やクライアント中心、認知行動といった事を主に勉強します。








⒊ 働く場所

心の問題に対してホリスティックなアプローチが取られるに従って、働く場所においてもほぼ同じようになってきました。違いといえば、カウンセリング心理学者は大学や学校内で雇われ、カウンセリングサービスを提供する事が多いのに対して、臨床心理学者は病院で雇われる事が多いです。


⒋ 研究分野

研究分野は大きく異なります。臨床心理学者は心理的病気やその症状について集中しますが、カウンセリング心理学者は職業上の事だったり、多様性、異文化心理学といった事に集中する事が多いです。





⒌ 一般的な見解

カウンセリング心理学と臨床心理学を分ける事は非常に難しくなっています。多くの国や地域で、どちらの教科からも「認定心理療法士」になる事ができます。しかし、一般的な見解として、カウンセリング心理学者は人本主義なアプローチによって、行動問題に直接的に関わる事が多いです。対して臨床心理学者は、入院が必要な程のより深刻な心の問題に関わる事が多いです






参照
http://mastersinpsychologyguide.com/articles/5-core-differences-between-clinical-psychology-and-counseling-psychology
posted by ヤス at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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