2015年07月13日

イギリスやアメリカで注目される読書療法

イギリスの国民保険サービスは読書療法を推奨しています。ある調べでは読書療法に適した自己啓発書は10万冊以上あると言われています。



読書療法とは体や心の健康に良いとされる本を読む事で、症状を治したり、改善させようとするものです。歴史上、最も最初に行われたとされる読書療法は1937年のエリザベス・ポメロイが、62の軍のための病院で合計1500人に対して行った件です。その後、その効果が認められ、広く実践されていきました。



正式に処方箋の中に本の題名が書かれるというのは新たな事でもなく、1988年にそういった件が報告されています。こういったケースでは地元の図書館と連携して、処方された本を患者は読んできます。

2008年のイギリスの大きな新聞社、ガーディアンがこう報告しています。

「読書療法は急速に拡大している分野である。近年の調査では、イギリスの半分以上の図書館関係者が読書療法に関与していて、『処方箋書』といったコーナーを設けている。つまり、年々、多くの医者が図書館に患者を送り、自分の症状に関する本を読んでいる」

今後ももっと注目していきたい療法だと思います。もし読書療法の実験に参加してみようと興味がある方はこちらから参加申し込みをすることができます。ご参考まで。




参照
http://psychcentral.com/blog/archives/2013/12/23/bibliotherapy-do-you-really-need-a-doctor-or-government-to-tell-you-to-read/
posted by ヤス at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・メンタルヘルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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