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2015年08月22日

ボウルビー愛着理論。生後1年間の母親との関係が鍵

1950年代に最も使われていた愛着理論は、心理分析から来るもので、赤ちゃんは肉体的なニーズを満たすものと絆を作る(cupboard love)と考えられていました。同じ時期に、コンラッド・ローレンツが動物は生まれて最初に動くもの(たいがい母親)と絆を結ぶと説きました。

ジョン・ボウルビーはローレンツとは全く反対の、初期の愛着について進化的な立場をとりました。乳児は何もできないので、生存を確保する為に、お母さんと愛着を形成するようにプログラムされている、と説きました。同じようにお母さんも赤ちゃんを自分の近くに置いておきたいと思うようにプログラムされている。赤ちゃんとお母さんを切り離す脅威があると、彼らの本能的な愛着行動を刺激し、不安や恐怖をもたらします。

これがボウルビーの理論の基礎となります。母親との関係の重要性、また、その関係がもたらす心理的な影響を説いていきます。




ボウルビーは男性ではなく、女性が赤ちゃんとの絆を作ると言いました。この赤ちゃんが女性と絆を作る事をモノトロピーと名付けました。赤ちゃんは愛着対象を1人以上持つ事もあるが、母親的な人と築く絆以上に大事な愛着はできないと説きました。赤ちゃんと母親は愛着関係を安定化させていきます。

例えば赤ちゃんは何かをしゃぶったり、掴んだり、笑ったり、見たりする事で、世話をする人の行動をコントロールし、世話をする人は赤ちゃんのニーズに対して敏感になります。このシステムが、愛着と世話の関係性を強化していきます。

ボウルビーはこの関係性は人の心の深い部分で形成されるので、人生の最初の数年間でこれができないと、後の人生で問題となると説いています。また、愛着関係を形成するのに非常に大事な時期があると述べています。それは最初の1年間、長くても2年間だと言います。3歳以降になって愛着関係を強化しようとしても、それは難しいそうです。

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参照
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posted by ヤス at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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